Inside JUN Machine shop

‘加工’ カテゴリーのアーカイブ

帰り間際のお仕事

2010 年 2 月 17 日 水曜日 by 営業B

こんばんは営業Bです。

H-D TC系ヘッドのバルブガイド圧入直後です(バルブガイドは鋳鉄の製作品)。撮った時はまだ熱気が残っていてこの時期にはありがたい(笑

出血しているのは浸透液でバルブガイドを入れた後、まだ温かいうちに吹いておきます・・・と書くとあれですが、素手で触ると高確率でヤケドします(汗

そして一晩熟成させた上で翌朝現像液を逆側から吹き、漏れの有無を確認していきます。点検の結果問題がなければシートカットへと進みます。

というわけで、この辺りの作業は朝イチか帰り間際に行なう事が多いです。

ちなみに上記作業はバルブガイド入替を行なう全てのヘッドに対して実施しています。

なおこの作業のみでのご依頼も承っております。下記工賃価格表の下から2番目に記載がありますので、ご参照頂ければと思います。

https://junauto/machineshop/processing/cylinder-head.html

(おまけ&備忘用)

LH0032等価回路のエミッター抵抗値(意味深w

RB26の2.7Lカスタムキットを2.8Lへ!!

2010 年 2 月 16 日 火曜日 by 営業A

長年JUNではRB26は2.7Lの方が良いと思って製作してきましたが、この度「2.8Lキット」の製作に踏み切りました。

今までは、2.8Lのまったり感を嫌うお客様が多かったので、ハイレスポンスでより高回転を目指せる2.7Lで製作してきておりましたが、削り出しクランクの軽さとバランス率を考えれば2.8Lでも十分に他社製品より多くのアドバンテージがあるだろうとの見解と、次世代クランクの製作という事で、更なる精度を実現出来てきたので、2.8Lでも今までのように、ハイレスポンスと高回転を狙っていけると思っています。

それと、価格も他社と比較すれば、内容を考えれば確実に安い価格に設定としました。

正式リリースは3月下旬となります。

是非是非、心に留めて下さり、次世代の2.8Lカスタムキットを検討下さい。

こだわりのZ1

2010 年 2 月 13 日 土曜日 by 営業C

先日、よく来店されるお客様から貢ぎ物を頂きました。

この場を借りてお礼申し上げます。

何を貰ったかって??”みかん”です。愛媛のみかん。いや、愛媛じゃないかも…

でも、”みかん”と言えば愛媛と思ってしまう営業Cです。

そんな事を言っちゃうと、静岡の方に怒られそうです…静岡も”みかん”の生産がさかんな土地なので…

今日の画像はZ1の排気量の表記部分です。

903ccって書いてあります。

こちらも同じで903ccって書いてあります。

上面を見ると違いがはっきりわかりますが、エンジンを組んだ状態だとこの部分で判別します。

自分はこの部分の違いを知りませんでした。オーナーさん、すません…。

「浮き文字」と「彫り文字」の違いです。これで前期か後期かがわかるんです。

ん~、またひとつお利口さんになりましたw

シートカット

2010 年 2 月 12 日 金曜日 by 営業B

バレンタインはしぃにました~営業Bです。

ラヂオネタはさておき、お題のシートカットについてのご案内です。ちなみに以下の画像は全て別車種です。

まずは普通は大体こんな感じです的画像から

アルミの鋳肌はアレですが比較的良い状態かと思います。今回はガイド交換に伴うシートカットとの事でした。

お次は

ある種教科書的な上がりの画です。

で、最後にこちら

ポートと上手いことつながってくれました(^^)v

確か以前にもご案内したことがあったかと思いますが、ポート形状やバルブ径によってはこういった仕上がりも可能です。

これとシート内径拡大加工とを合せ、さらに燃焼室に磨き加工を加えるといかにも「吸ってくれそうな」ヘッドができ上がります。

なお、最後の画像の加工についての作業実績等は弊社フロントまでお気軽にお問合せください。

EJエンジンのGTサージタンク発売!

2010 年 2 月 10 日 水曜日 by 営業A

去年の6月に3年間作って未だに製品化されない商品って事で紹介しましたが、この度正式にリリース致しました。

定価295,000円(税別)となっております。

それぞれで独立させたタンクにより容量を確保しながらもレスポンスや吸気効率を追求しています。低回転のレスポンスから更なる高回転までパワーを延ばしていく今までのノウハウを十分に注ぎ込みました。・・・って、自分で言ってますが、受け売りでして、決して解って書いてはいません・・・(涙)

ちなみに適合もイマイチ解っていないので、更に詳しい事を聞きたい方はジュンオートメカニックまでお問い合わせ下さい。

ともあれ、ようやく日の目を見る事になってホント良かった・・・。

ルーフパネルはがし

2010 年 2 月 9 日 火曜日 by 営業D

営業Dです。寒い日があれば、ぽかぽか陽気な日もあり、体調がいまいちです。

今回はオープンカーやTバールーフ車は置いといて・・・・屋根(ルーフパネル)剥がしたところを。

簡単にはがれる訳でもなく、周辺の部品外す事と、熔接をもんで剥がします。残ったフレームは錆処理しないと鋼板なので錆ます。

最近ルーフパネル交換する位の事故車も見なくなり、修理する時代ではないですかね。(昔は横転車とか直しましたね)

こんな姿はあまり見る事も少なくなりました。ルーフパネル鉄板一枚はがすと、なんとも、たよりない骨組みなのです。

実際ピラーの骨組みで剛性を確保しているところはありますね。(ロールバー入れたくなります)

今回はカーボンパネルに変更し軽量化といった作業です。ルーフパネルは別に塗装しましたが、リベットとパネルボンドにて接合する予定です。

塗装した屋根(ルーフパネル)です。鉄板よりだいぶ軽くなり、軽量化と低重心化が可能となります。

アルミルーフを国産車に初採用されたのが、ランサーEVO8MR~でしたね。やはりこちらも熔接ができないので、リベット&シーリングで装着されていました。

塗装じゃないです。

2010 年 2 月 8 日 月曜日 by 営業C

先日、とあるビルのトイレに入って驚いた事がありました。

ウォシュレットだったんですが、なんとターボボタンがあるんです。

スクランブルブースト機能付のウォシュレット。

イかしてます。心を奪われた営業Cです。

たま~にあるんですが、こんなシリンダー。

クランクシャフトが納まるクランクキャップ付近の画像なんですけど…

上の方と色が違うんですよね。いえいえ、塗装したわけじゃぁありませんよ。

使っていてこうなったんです。ブローバイの問題かオイルの問題か…。

SR20でもたまに(よく?!)見かけるんですよねぇ。

こうなったらエンジンを分解しない限り、ケミカルではなかなか落ちないと思いますよ。

洗っていてそう思います。ケミカルが悪いわけじゃありませんよ。効果のある物だっていっぱいありますしw

実際にケミカルでびっくりした商品もありました。

それはともあれ、オイル交換やオーバーホールってのが重要だって事ですよね。

長く同じ車に乗るためには。

クランクケースボーリング

2010 年 2 月 5 日 金曜日 by 営業B

こんばんは、最近ネタがかぶってないか気が気でない営業Bでございます。

こちらはその「いかにもネタがかぶってそうな」ケースボーリングです(^^;

読んで字のごとく、シリンダースリーブの下端が入る部分の穴を拡大します。

その気になればリューター等でDIYできる作業ですが、ここを拡大する必要がある時は得てしてケース肉厚がシビアになりますので、少々工賃はかかりますが最小の拡大加工でケース剛性の低下を最小限に留める事ができます。

工賃につきましては下記URLを参照して頂ければと思います。

https://junauto/machineshop/processing/cylinder-block.html

トルクプレート制作

2010 年 2 月 3 日 水曜日 by 営業D

雪の中走ってました営業Dです。今日も帰り雪がちらつきましたが、もう雨に変わりましたね。

今週初めの、雪の降った朝は、下の子が「太陽登ってきちゃったよぅ~、溶けちゃうぅ~、早く学校行かなきゃ!」と雪遊びに心奪われておりました。子供はそうですよね。大人は「あ~雪かきがかったるい、通勤大変!」と思う悲しき実情です。

こんな物作りました。ハーレーPAN用トルクプレート(アッパー)です。

ロア側はSHOVELと共用で使えますが、アッパーは専用品となります。

これはお客様のご依頼で作ったものですが。

市販されていないトルクプレートやダミーヘッド制作等も行っております。

最近PANヘッド修理を多く見るようになってきました、奥深い修理なので、結構修理屋泣かせでもありますね。

すぎえさ~ん

車の全体像

2010 年 2 月 2 日 火曜日 by 営業C

都心にも雪が降りました。

そして、何故か自宅付近より会社近くの方が雪が多く残っていました。

一応、東京24区内なんですけどねぇ…。埼玉より多く降ったのかなぁ。

通勤途中にある保育園では子供達が大はしゃぎ。

関東の雪は水分が多いので雪遊びには適しているな。と思った営業Cです。

今回はフライホイールとクラッチの組み合わせ。

フライホイールを製作し、クラッチカバーを国産の社外品が使えるようにしたいとの容貌があり、当社にやってきました。

スターターを回すリングギアが外せるタイプなので、一品物でも比較的安価に製作ができるのではないかと思います。

で、何の車輌かって…

これだけじゃわからないですよね??

僕ら加工屋さんは車の全体像を知らずに加工を行う事もしばしばです。

お客様に、車は何ですか?って聞いたところ「ローラのT70」って解答がきました。

知っている方、すみません。僕は全く知りませんでした。

「ローバーですか?」って聞き直したくらいです。「違います、ローラです」って当たり前の解答。

オオ ロ~ラ ロ~ラ 君を~誰が~ ♪

って西城秀樹が僕の頭の中で…

無知は罪なり。

この車はエンスーな方々にはたまらない車輌だと思います。

ちなみにMkⅢだと付け加えておきます。