5月 7
チェーンといえば・・・・・。
今日は雨です。
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このブログを書いていて、一番悩むのは「書き出し」です。
別にインパクトのある事を書いて読み手を引き込もうというつもりはないのですが・・・・
難しいですね、文章を書くのって。
そういう訳で、今日の出だしは超適当です。
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さて、今日ご紹介する部品はこちら。
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チェーンですね。
クルマに使われているチェーンといえば「タイミングチェーン」が有名ですが。
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これはタイミングチェーンなのでしょうか?
では、コイツを横から見てみましょう。
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幅広っ!!
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こんな幅の広いタイミングチェーンはありません。
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なんとなく、戦車のキャタピラを連想させるこの部品は、
「BNR32 GT-Rのトランスファーのチェーン」です。
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BNR32など、R32からR34までのスカイラインの4WDは、基本的に同じ構造のトランスファーが付いています。
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この4WDシステムは、リアへの駆動は常に直結で、運転状況に応じてフロントにもトルク配分を行うという物なのですが、
そのフロントへの駆動力を伝えるのがこのチェーンなのです。
道理で幅が広いわけです。
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さて、このトランスファーですが、駆動力の振り分けには湿式多板クラッチを使用しています。
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こんなにたくさん。
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このたくさんのプレートのクリアランスを調整したり、プレートの並びを変えたりすることで4WDの味付けを変えることも可能です。
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このプレートはそんなに極端に摩耗することはあまりないのですが、
いかんせん枚数が多いので個々の摩耗が少しだけでもトータルでは結構な量になります。
「フロントトルクの立ち上がりがいまいち」
そんな時は一度トランスファーのオーバーホールをしてみるのもいいかもしれません。
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