6月 22
2ZZ組立
さて、先日のぶっ壊れエンジンですが、もちろんちゃんと直りました。
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とはいえ、多くの部品は別のエンジンの物を使用したので、
直ったと言うよりは生まれ変わったと言ったほうがいいでしょうか。
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これが新しく用意したヘッドです。バルブに番号が書いてあるのは、
場所が決まっているからです。
それぞれ個別にあたりが出ていて、なおかつ組み付けたときのバルブ上端の高さが均一になるように調整してあります。
なので、同じ格好のバルブだからといって場所を入れ替えてしまわないよう番号が振ってあります。
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今回はピストンも全交換です。
あの、かわいそうな目にあったヤツだけでなく、他のシリンダーのも全部交換します。
他のシリンダーのも
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こんな感じで側面のコーティングが剥がれてしまっているので油断はできません。
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ちなみに、このコーティング、物によってはあっけなく剥がれてしまう物もあります。
残念でなりません。
ちなみに、世の中には潤滑性能を上げたり、フリクションを減らしたり、表面の硬度を上げるといった謳い文句のコーティングの様な物がたくさんありますが、たま~に洗浄用の溶剤で落ちてしまうのがあるので油断できません。
そんなの、コーティングと呼べるのでしょうかね。なんなんですかね。
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話はそれましたが、シリンダー側を見てみますと、
クランク、ピストン、コンロッドは既に組み付けられています。
写真でもわかるようにクランク、コンロッドは鍛造、削り出しです。
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ダメージがクランクに及ばなかったのが不幸中の幸いですね。
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今回はバルブが折れた時のダメージの話題でしたが、
エンジンの中に部品が入ると大変なことになるのは他の部品でも一緒です。
プラグの電極、バルブガイドの破片などなど。
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できればこんな目には遭いたくないものです。
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