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7月 13

油圧低下の恐怖、のつづき

投稿者名: 担当A | カテゴリ: チューニング

血液であるオイルがなくなったエンジンの末路。

みなさんにもわかって頂けたでしょうか?

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昨日のブログで紹介し忘れた、重要な画像があります。

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クランクシャフトです。

オイルによる潤滑がなくなったクランクは、直に金属同士がこすれあってしまい、

ゴリゴリズタズタになってしまってこの有様です。

これ、実際に見たことがある人にはわかってもらえるのだろうけど、

なかなか伝わりづらい様な気がしてます。

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本来、クランクがベアリングと当たる部分(ジャーナル、といいますが)はピカピカツルツルなのです。

それが、写真のようにザラザラになってしまっているのですが・・・・

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この状態、どう説明しよう・・・

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そうだ!

ブレーキパッドがなくなったのにそのまま使用していたブレーキローターみたいにガリガリに・・・・

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・・・・・余計わかりにくい。

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説明はあきらめました。

とにかく、このクランクシャフトはもう使い物になりません。

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純正部品、値段は8~9万円ぐらい?意外と安い?かな。

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クランクのメタルが逝ってしまうと異音が発生します。

「カンカン」というか「カラカラ」というか。

アイドリング時は音がして、ちょっと回転を上げると消えたりすることもあります。

早めに気付けば被害は最小限に抑えられるかもしれません。

最悪の場合は・・・・

足だし(コンロッドが折れてシリンダーを突き破る)して、オイルをぶちまけたあと、

それに引火してクルマが全焼。

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怖いですね。

エンジンオイル、ちゃんと交換してますか?

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