8月 28th, 2011の履歴
結晶塗装
皆さんこんにちは。メカニックの畑仲です。
今日は先日入庫していた懐かしのS110のお話です。昭和のシルビアですね。FJ20DEが載っている当時としては憧れの車でした。20年以上もお付き合いしていただいているオーナー様なのですが、今回タイミングチェーンが切れるというかなりな重症でお預かりしていました。
FJ20と言えばカムカバーやインマニの結晶塗装ですね。当時のハイパフォーマンスエンジンにはお約束で高級感を醸し出していました。現在でもインプレッサのインマニとか、ホンダのカムカバーとか、各メーカー限定車のカムカバーとかに使われてます。しかし30年以上も経ってしまうと・・・・。
こんな状態です。ちょっと触るとボロボロと剥がれてきます。もともと、結晶塗装って下地に密着していないので剥がれやすいんです。また、汚れた手で触ると指の跡がついてシミになってしまったり。エンジンルームを洗浄したりしたら一発で剥がれてしまいます。この状態だとエアーブローしただけで剥がれますね。気を使います。
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