9月 9
Z34カムシャフト開発!!
9月 2
ウォーターハンマー
みなさんこんにちは。畑仲です。
台風12号が近づいてきました。ここ埼玉でも突然にバケツをひっくり返したような雨が降ったり、太陽が顔を出したりと、極端な天気になっています。
ニュースにもなっていますが、あちこちで道路が冠水しています。冠水している道路に勢いよく飛び込んだりすると、エンジン内部に水を吸いこんで壊れてしまうことがあります。これがウォーターハンマーと言います。
純正エアークリーナーの場合は、割とよく考えられていて、よっぽどでないとそんなことは起こらないのですが、社外クリーナーで熱気を吸うのを嫌ってダクトがエアークリーナーまで来ていたり、フェンダー内部から空気を吸っていたり。 Fバンパー内までダクトが伸びていたり等の場合は、特に注意が必要です。巻き上げた水を吸いこんでしまう場合があります。
これは2007年に修理したB16BシビックタイプRのエンジンの写真です。某有名メーカーのエアクリーナーキットでFフェンダー内から空気を吸っていました。しかし悪いことに別のメーカーのFバンパーを付けていたために、Fバンパーダクト開口部からエアークリーナーの吸い口が丸見えになっていました。巻き上げた水が直撃です^^;。結果見事にコンロッドが曲がってしまいました^^;。
コメント(3)8月 28
結晶塗装
皆さんこんにちは。メカニックの畑仲です。
今日は先日入庫していた懐かしのS110のお話です。昭和のシルビアですね。FJ20DEが載っている当時としては憧れの車でした。20年以上もお付き合いしていただいているオーナー様なのですが、今回タイミングチェーンが切れるというかなりな重症でお預かりしていました。
FJ20と言えばカムカバーやインマニの結晶塗装ですね。当時のハイパフォーマンスエンジンにはお約束で高級感を醸し出していました。現在でもインプレッサのインマニとか、ホンダのカムカバーとか、各メーカー限定車のカムカバーとかに使われてます。しかし30年以上も経ってしまうと・・・・。
こんな状態です。ちょっと触るとボロボロと剥がれてきます。もともと、結晶塗装って下地に密着していないので剥がれやすいんです。また、汚れた手で触ると指の跡がついてシミになってしまったり。エンジンルームを洗浄したりしたら一発で剥がれてしまいます。この状態だとエアーブローしただけで剥がれますね。気を使います。
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