9月 24
EVO Xパーツ紹介、再び。
今日は、先日に引き続きエボ10のパーツ紹介です。
ハイ、こちらです。
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画像中央付近の金色っぽい、アレ。
「オイルクーラーバイパスバルブ」
ミツビシさんの正式名称はこうです。
みんな結構好き勝手な呼び方してますけどね。
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そして、当社の製品名は、
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「強化オイルサーモ」
です。
そもそもこの「オイルクーラーバイパスバルブ」は何のためにあるのか?
なぜ「強化」が必要なのか?
この「オイルクーラーバイパスバルブ」、その名のとおり、オイルクーラーをバイパスするためのバルブです。
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「低油温時にはバイパス通路を解放し、エンジンオイルはオイルクーラーを通らず油温は上昇する。
高油温時にはバイパス通路を閉じることにより、エンジンオイルはオイルクーラーに流れ油温の上昇を防ぐ。」
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油温は低けりゃいいってもんではないですから、このバルブは結構重要な役割をつとめてるヤツなんです。
が、これがけっこうヘタレでして。もちろん量産車としての機能は十分なのですが、サーキット走行するにはちょっと問題ありです。油温がグイグイ上がってしまいます。オイルクーラー増やしてもダメです。
このヘタレ、油温が結構高くならないと動作しない上、油圧に負けてバルブが開いてしまいます。
バルブが開くとオイルクーラーはバイパスされてしまいますから、油温上がり放題です。
と、いうわけで強化が必要になるわけです。
おわかりいただけたでしょうか?
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ちなみに、このオイルクーラーバイパスバルブの近くにはエンジン番号が打刻してあります。
写真でもわかると思うのですが、エンジンから「にょっ!」と生えてる感じなのです。
こんなとこ、出っ張ってていいのでしょうか?
ちょっと心配です・・・・・・。
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2 Responses to “EVO Xパーツ紹介、再び。”
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確かに~にょにょにょき!!と生えておるばい。さすが三菱、恐るべし三菱。
今後、作業に関してマニアックな技などありましたら楽しく、面白くUPしてちょ。
担当Aです。
書き込みありがとうございます!
これからもいろいろとわかりやすく、楽しくお伝えしていきたいと思います。どうぞおつきあい下さい。
それにしても・・・・、心配です、三菱さん。