11月 28
GC8リフレッシュ計画 その2
今日のお題は以前紹介したGC8です。
とりあえずエンジン、ミッションを分解しましたので、その報告です。
GC8のSTIバージョン2という車、いかにも初期のSTIバージョンという感じで、色々と特別な部品が使われています。
GRBへと続くSTIバージョンの歴史の中で、試作色の強いバージョンではないでしょうか。
エンジンの型式はEJ20Gと言いまして、初期のGC8に搭載されていた物です。
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そう。STIバージョンなのにインマニが赤くないんです。
もっとも、GC8の赤いインマニはそろそろ剥がれてるのが多いので、色無しのほうがスッキリしていていいかもしれません。
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黒いですね。黒いです。
さすが24万km走ったエンジン、汚れにも年季が感じられます。
ちなみに、オイル管理が悪いと新車でも数年でこうなりますので要注意です。
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24万km走った割には摩耗、劣化も少なく、オーナー様の扱いの良さが感じられます。
年数で劣化が進む、ゴム、プラスチックの部品はさすがに交換しなくてはなりませんけれども。
他に目立った異常といえば
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こちら。わかりにくいですかね?
エキゾーストバルブが一部欠けてます。
これでは圧縮が抜けてしまいます。少々ですが。
「3気筒」になるほどではないですが、馬力が落ちていたのは間違いないでしょう。
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ところで、EJ20、もともとがばらついた感じのフィーリングなので、
1気筒のみ調子が悪くなってるのを見抜くのがちょっと難しい。
その昔、カム交換してあるインプレッサを、
「カムがでかいから」との理由でばらつくエンジンの感じを無理矢理納得していたら、
実は1気筒点火してなかった、なんてことがあったので油断してはなりません。
逆に、インプレッサ慣れしていない人が、何も悪くないインプレッサをつかまえて、
「なんか調子悪い、どこかおかしい」
とか言って、ひたすら点検してたりして。
インプレッサには特有の「EJワールド」があるようで。
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さて、このエンジン、タービン、エキマニなどの補機類交換、エンジン本体は純正部品を使用したオーバーホールを行いまして、
新車時以上のノーマルエンジンにします。部品は新品に交換する物がたくさんあるのですが、
生産廃止になっている物がないのはよかった。そろそろ危ないですからね。
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というわけで、(どういうわけだか)GC8のリフレッシュはまだ始まったばかり。
ところどころ紹介していきます。
GC8オーナーのみなさんの参考になればと。
それではまた。
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