1月 31
ボディ補強。GC8編。
車のボディは、基本的に金属でできてますよね。
そしてかなり頑丈にできていますよね。
でも、意外と弱いのです。
頑丈だと言っておきながらすぐに弱いとか言って、何訳わかんないこと言ってるんだとお思いでしょうが、
車のボディは「頑丈」であり「弱い」のです。
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ボディそのものの重量も結構なものがありますが、それにエンジン、ミッション、サスペンションなど、
重い物が満載なので、それらを支えるための骨格であるボディのフレームは非常に頑丈にできています。
ところが・・・・・
所詮薄い鉄板でできているボディは全体としては変形しやすく、
タイヤから伝わる力で常に歪み、捻れているのです。
・・・・・特に昭和~平成初期の車達は。
昔の車はあまりボディ剛性が高くない、簡単に言うとヘタレなので、
走行中のボディのよじれは想像以上です。
180SXやAE86のリアゲートなんて、ねじれがひどくて走行中に開いてしまったり、雨漏りしたり。
知らぬ間にラゲッジルームは水浸しで、気付いたときにはサビだらけなんて事も。
床に「グー」が入るほどの大穴が開いていた車もありました。
持ち主はラゲッジルームに「水取りぞうさん」を入れてましたけど・・・・。
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最近は、ボディ剛性の重要性があちこちで叫ばれているので、
問い合わせも多くなっています。
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方法は色々ありますが、それぞれメリット、デメリットがありますので、
「これ」といった決め手が無いのがボディ補強です。
ロールバーは取付方によっては効果は高いですが、狭い。
溶接増しはお金がかかりすぎ。
補強バーはいっぱい付けると重くなるし。
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こちらは以前から何度か紹介しているGC8なのですが、ただいまボディ補強中です。
ほぼ競技車両の作り込みです。
ボディの主要な部分の溶接追加、開口部分のスポット溶接増し、そして溶接組立のロールケージ。
ヘタレだったGC8もこれでGRBを大きく超えるボディ剛性となって、
リフレッシュされたサスペンションと合わせて最高の走りを見せてくれるはず。
オーナーのYさんは非常に遠方から車を送って頂いたので、途中の状態を見ることができません。
写真は送ってありますが、ボディの「剛性感」はさすがに伝わらないのが残念。
早く完成させて乗って頂きたいですね。
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さすがにここまでの補強はなかなかできることではないですが、
ポイントを抑えた補強は、車のイメージをガラッと変えるほど効果があります。
雨漏り、きしみ音、ふらつきなど、ボディの悩みは一度ご相談下さい。
ではまた。
コメント(1)関連記事
One Response to “ボディ補強。GC8編。”
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2009年1月付のブログでGC8のロールケージ取り付けが載っているのを見ました。 あれと同じ位の補強でお幾ら位の費用になるのか知りたいので教えて頂けないでしょうか? 宜しくお願いします。