2月 20
カローラのパワステも標的に?
リコール関連のニュースを見ていると色々と思うところがあるのですが、
率直な感想としては「火がつくと延焼するなあ」といった感じでしょうか。
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今後、ちょっとした機械的(もしくは人為的)トラブルからあらぬ疑いをかけられて、
つるし上げられる車種がたくさん出てくるのではないかと思うと心配です。
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海外ではカローラのパワステ、これは電動なのですが、その機構に不具合があり調査を開始するとか。
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今回のトヨタ車に関するリコール騒動には様々なオトナの事情があるのでしょうから突っ込んだ話は避けたいと思います。
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それにしても、最近のクルマに採用されている電子制御機構の多さには目を見張る物があります。
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なかでクルマの動きにダイレクトに影響を与える「アクセル」「ブレーキ」「ステアリング」に関しては、
個人的には電子制御無しの方が「今のところ」違和感が少なくて好ましいです。
「アクセル」「ブレーキ」「ステアリング」といえば「走る」「止まる」「曲がる」ですからね。
クルマの動きの基本中の基本です。
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これらに自分の意志以外の何らかの「意図」が加えられれば、違和感を感じるのもしょうがないのでは。
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例えば、わかりやすい話として、「電スロ」ですが、
「電スロ」には「遅延」が設定されている場合が多いです。
アクセルペダルの反応に対して、スロットルの開閉に時間的な遅れを設定してあるものがあります。
おそらくは反応をある程度マイルドにして、車両のギクシャク感をなくすためだと思うのですが。
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アクセルを「開」の場合は、多少の反応遅れは問題にならないのですが、
アクセル「閉」の場合は、ほんのコンマ何秒の遅れでも気になる場合があります。
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自分としてはアクセルをオフしたつもりなのに、スロットルがまだ開いたままだと思ったより減速しないので、
まるでクルマが「加速した」様な錯覚を覚えることも。
実際には速度の変化はほとんど無いのですが、
自分としては減速するつもりでいたのに、まるで減速しないと「ぞくっ」としますね。
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電子制御コントロールの物には様々な条件に対応するために
緻密な制御が行われている(と思う)のですが、
制御が切り替わる「ある瞬間」に違和感を感じるような状態になることもあるようです。
多種多様な人達が運転することで問題点が抽出されて、それを元にプログラム変更をするというのは、
ごく当たり前のことだと思うのですが、
どうも世間ではそれを善しとしないようですね。
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今回は「制御プログラム」が対象なので余計に過剰反応になっているのでしょうか。
昔から、自動車のいうのはモデルチェンジをするごとにメカニズム的な問題点を改善していくというのは
ごく普通のことだったと思うのですがね。
まあ、顧客に内緒で対処しているというのは問題ですが。
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あまり反応過敏になると、
今の電子制御満載のクルマ、
怖くて乗れなくなりますよ。
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