7月 4
実はこれもいけます。
もしかしたら、初登場かもしれない。
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13B-REW
FD3Sに搭載されているロータリーエンジンですね。
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今回、以前からの不調を改善すべく、エンジンO/Hとタービン交換のために入庫したFD3S。
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タービンについてはご存じの方も多いかもしれませんが、その弱さに定評があります。
トラブルも多くて、しかも部品代がえらく高い。
ノーマルタービンがトラブッた人は思い切って社外にした方が安上がりの上、調子が良いとか。
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エンジンに至っては「消耗品」と言われるぐらい。
ロータリーエンジンはその構造上、加工による補修がききません。
例えばハウジング内にひっかき傷があったら削って補修とかはできないので、
交換するしかありません。
レシプロだったら「オーバーサイズピストン+ボーリング」で補修可能なのですが。
交換するしかないから消耗品。
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これがロータリーエンジンの主立った部品たちです。
これに「エキセントリックシャフト」が加わればエンジン本体はだいたい完成です。
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エンジンの消耗具合が激しい場合、この写真の中の部品をほとんど新品にしなくてはならない場合もあります。
エンジンの多くの部品を新品で購入するとその部品代は50万円近く。
工賃と合わせると60万円ほどになってしまいます。
新しいエンジンが買えそうですね。
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せっかくのロータリーネタなのでちょっと話を広げてみようかな。
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この写真、ローターハウジングを側面から見たところです。
2つの穴はプラグを取り付けるところ。
そう。ロータリーエンジンは1個のローターに対して2本プラグが付いています。
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さて、ここで問題です。
穴のところに書かれている謎の文字
TとLはどういう意味なのでしょうか?
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つづく
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