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11月 3

GRBのラジエーターキャップは2個あるけど・・・

投稿者名: 担当A | カテゴリ: チューニング

もうすっかり冬ですね。

いや、このセリフはちょっと早かったでしょうか。

今日は夕方から風も強く、気温も下がって、私的には「真冬」な気分です。早く夏にならないかなあ・・・。


さて、まずは写真から。


GRBにできたてのラジエーターキャップを装着してみました。



・・・ん??


ちょっと待ってください。


GRB(GDBの中期以降もですか)にはラジエータキャップが2個あるはず。


こんな感じ。

さて、これでいいのでしょうか?


手前のタンクに着いているキャップはノーマルですが、



「108kpa」って書いてありますね。

約1.1kg/cm2です。(スイマセン。古い人間なもので新しい単位について行けません)


こちらは1.3kg/cm2。


当然ですが、設定圧力の低いバルブが先に開いてしまうので、

これではハイプレッシャーキャップの意味がまったくありません。

冷却配管圧力は1.1kのままです。


しかも!


これはラジエータ側のノーマルキャップ。

137kpa、つまり約1.4kなので、1.3kのキャップでは圧力が下がってしまいます。


GDB、GRBなどのラジエーターキャップをハイプレッシャーに換えるときには、

タンク側の方を交換してくださいね。


もし、ラジエーター側のキャップも換えたいときは、

1.5kを使ってください。


もちろん、JUNラジエーターキャップには1.5k仕様もありますよ。








コメント(2)

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2 Responses to “GRBのラジエーターキャップは2個あるけど・・・”

  1. サーキットサプライ より:

    これはこれは工場長

    FDも2つあるんですよねぇ。

    なんでなんですか?

    素朴な疑問でした。

    • 担当A より:

      これはこれは、お久しぶりです。

      来ましたね。ナイスなフリです。

      FD3Sにも2個キャップがありますよね。
      でも、GRBと違ってFDの場合は「圧力調整弁」は1個ですよね。エンジン側はただの「注水口」。

      たま~にですが、エンジン側にもバルブ付きのハイプレッシャーキャップを着けている人がいますが、残念ながら「無意味」ですね。

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