6月 15
放置車両に関する問題
こんにちは。梅雨真っ盛りの過ごしにくい中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日のお題は
「放置車両に関する問題」
です。
なんだか、市役所の告知文書みたいな感じですが。
「放置自転車の撤去に関する周知文書」
みたいな。
今日のネタはもちろん自転車ではありません。
これまで、長期間にわたり乗らなかった車両の整備や、
放置とまではいかないまでも、時折しか動かさないクルマを見てきました。
はっきりいって、クルマは動かさないとダメになります。
自動車の部品は動くように出来ています(あたりまえですが)
動くように出来ている部品が、長期にわたって動かないでいると、当然ながら問題が発生します。
例えばエンジン。
エンジン内部にはオイルや冷却水が入っていますが、
動かさなければ潤滑されず、やがて錆びます。
例えばブレーキやクラッチ。
ブレーキのピストンのシールはゴム製ですが、
ゴム製品はず~っと同じ形でいると、その形で硬化してしまい、
圧力抜けの原因になったりします。
クラッチペダルを踏んだら床までズボッと、なんて事も。
タイヤもゴムですから、ずっと置いておくと地面に接している部分が少し平らになってきます。
走行すると振動が出ますね。
他にも、長期間放置することによる問題はたくさんありますが、中でも最も問題なのは錆ですね。
走行させない車はとにかく湿気が溜まりやすいです。
クルマのあちらこちらの水分は、走行風やエンジン、マフラーの熱で乾燥されますが、
放置してあると水分はなかなか乾きません。
長期間放置した車両の下回りは、錆がひどいことが多いです。
マフラーの中やサスペンション、そして燃料タンク。
燃料タンクの中から真っ茶色に錆びた燃料ポンプが出てくると、
ちょっと悲しくなります。
使用出来ない部品も多くなるので、修理費用もかさみます。
長期保管するためには屋根付き壁付きコンクリート床のガレージが必要ですね。
そして、一度エンジンをかけたからにはしっかりと暖機させてください。
出来れば走らせてください。
やっぱり、自動車は走ってナンボ、ですから。
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