8月 27
突っ込まれどころ
前回に引き続き車検ネタです。
時折このブログでも書いていますが、チューニングカーが車検時に問題になりやすいポイントをいくつか挙げてみましょう。
まずは車高。
何と言ってもこれです。車高調の場合は問答無用で上げてしまえばいいのですが、
全長調整でない場合は限度という物がありますから、装着されている車高調ではどうにもならないときがあります。
特に低~いフロントバンパーの場合は要注意です。
以前にも書きましたけど、オーバーハングの最低地上高の基準は一律9cmではないですからね。
次に音量。
これも、どうもならない場合がありますが、その場合はマフラー交換ということで。
クルマが古いとヘッドライトも危ないですね。
あとはタイヤのはみ出し。
基本的に「ツライチ」ははみ出し同等だと思ってください。
これらは目立つ部分でもあるのでみなさんも気にかけているでしょうが、
陸自に持ち込んだときに突っ込まれることは年々厳しくなっています。
えっ?そんなとこまで?!な、所もバシバシ突っ込まれます。
ちょっと待ってください。
・・・・・・陸自・・・・・ではないですな。
陸上自衛隊に車両を持ち込んで一体どうしようと・・・・
たいへん失礼しました。「陸事」でしたね。
話は戻って。
例えばシート。
保安基準適合であり、なおかつシートとレールのメーカーが同じじゃないと突っ込まれます。
シート交換したあと、シートベルト警告灯も動作するようにしておかないと突っ込まれます。(年式によります)
後部座席有りのクルマにバケットシートの場合、シートバックがFRP,カーボンむき出しなのはNG、これは当然ですが、
シートバックプロテクターが適当だと突っ込まれます。十分なクッション製が必要だとか。
シフトパターン(シフトレバー、またはその近くにあるアレです)が「手書き」だと突っ込まれます。
ホーンマークも同様。
前ドアガラスにフィルムを貼っていると突っ込まれます。
透過率を測る機械を持ってきてチェックされます。
おそらく、検査ラインに並んでいる時点で目をつけられているんでしょうね。
「おっ、あんなクルマが。オレに対する挑戦だな」
って、検査官の人が思っているかどうか・・・・・。
先日は、社外のテールレンズで見事にNGを出されました。
リフレクター(反射板)部分の「反射率不足」だそうです。
反射率測定器的マシーンで測定されてNGになってしまいました。
最近では何でも測定マシーンが登場するので言い逃れのしようがありません。
検査官の主観ではなく、データーを出されてはぐうの音も出ません。
年々厳しくなりますが、ダメな物はダメなので、
思わぬ出費となることもあるかもしれませんが、ご理解の程お願いしますね。
ではまた。
コメント(6)
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6 Responses to “突っ込まれどころ”
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どもです。
私の車もつっこまれましたね(^^;
にしても・・・そんなとこ、世間の皆さまに迷惑かけてないやんって感じ。
シートバックプロテクターだって、今まで布で問題なかったんに!
とにかく、JUN様方、迷惑かけてすいません。よろしくお願いします。
こんにちは。
いや~、突っ込まれましたね。
「前回はこれでOKだったぞ」
が、通用しないのが厳しいところですね。お上には逆らえません。
今回は何とかなりそうですが、さて、2年後はどうでしょうか・・・。
先日、車検、ディフューザー取り付けの事で、相談させていただきました。
そういえば、私のGDBも、全長調整でなく、低いバンパー、更に車検時履くタイヤ外径小さいので、読んでいて、車検前に早くも、突っ込まれた感じです。
今度の冬も、使用中の車高調整でサーキット走りたいので、中古純正足探してみます。
10月、お願いします。
こんにちは。
先日はご来店ありがとうございました。
車検に通らないと公道を走れませんからね。ナンバーを切ってサーキット専用にするわけにもいかないですし。
まだ時間はあるので何とか手を打ってみてください。
私のGDBも半分ぐらい該当しますね。
車高・音量・タイヤ・シート。
ボンピンもグレーな感じですよね。
こんにちは。
ボンピンは微妙ですよね。地域によってまちまちです。
他の部分の、「完全アウト!」な所は出来る限り改修した方がいいですよ。