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7月 19

エンジンオーバーホール

投稿者名: Hatanaka | カテゴリ: チューニング,一般情報,整備,雑談

恐ろしくサボってしまいました。畑仲です。

約半年振りですね。半年もブログ更新しないショップに行く気起きないと、お叱りを受けました(>_<)。

全くその通りでございます。(~_~;)

最近お問い合わせが多いのが、エンジンオーバーホール、載せ換えなどです。愛着のある愛車も走行距離が伸びるにつれて色々不具合が出たり、なんだかパワー感なくなってきて・・・・という感じでしょうか。

エンジンオーバーホールって、一言で言いますが、内容にはそれこそピンからキリまで有ります。私が提案するのは走行距離に応じて必要であろう内容で提案させていただいています。しかし、ネットオークション等で妙に安くオーバーホール済みエンジンと言うものを売っています。

一度お客様に頼まれて、オークションの出品者に問い合わせた事があります。オーバーホールの内容はどうなっていますか?という問いに対して、中古エンジンをベースに分解洗浄、組立という事でした。そこでベースエンジンの走行距離は?と、聞くと、不明ですとの答えでした。

そのエンジンは、最新の車種でも20年落ちは間違いない車種でしたので、シリンダーの状態は悪くなかったとして(~_~;)、ピストンリングやメタルなどは交換してないのですか聞くと、はい再使用ですとの答えが返ってきました。

これって、オーバーホールと言えるのでしょうか?分解してガスケットキットを交換しただけ?ですよね(~_~;)。出品者の方は正直に答えてくれたので、悪い人ではないのでしょうが。

走行距離が伸びていれば、ピストンリングも磨り減ってオイル上がり起こしますし、シリンダーも磨り減るので、オーバーサイズピストンでシリンダーを綺麗にボーリングしなおして、正常なクリアランスに戻さなければ、本来の性能は戻りません。それにバルブにもカーボン等噛んでアバタになってしまうので、バルブシートカットやバルブフェースの研磨もしなければ圧縮漏れてしまいます。

もちろんその費用は掛かってしまうのですが、安いとは言っても10万、20万で済む訳ではありませんので、載せ換えてすぐにオイルスモーク出ちゃったり、オイル消費が激しかったりしたら全く無駄になってしまいます。

そんなことを考えさせられる事があります。

写真が無いので、弊社コンプリートエンジンの写真を貼っておきます。きっちり作り込んだコンプリートエンジンです。

IMG_3396

海外に出荷した4G63エンジンEvo9用2.2Lです。

ターボキットと一緒に木箱に納めて船で送りました^^。

IMG_3397

 

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