10月 11
4B11を考える
今日は、4B11のことをあれこれ考えてみます。
ランサーEVO10に搭載されているエンジン「4B11」。
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新開発の直4エンジンです。
アルミシリンダーブロック、86×86のボアストローク、可変バルタイ、シリンダーロアデッキ・・・・・
う~ん、なんかどこかで見たことある気がします。
さてこのエンジン、アルミシリンダーブロック採用したおかげでみなさんによけいな心配かけてます。
「チューニング耐久性が下がった」
とかいわれてますけど。
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確かにアルミブロックの4気筒エンジンで500~600馬力の高出力で平気な顔してられる物はありません。
SR20然り、EJ20然り。当然ホンダのエンジンたちも。
みんなじゃんじゃん壊れてます。
従って、4B11が500馬力で壊れても文句いわれる筋合いはないのです。
でも、心配です!
特にクランク周りのあれやこれやが。
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この写真はオイルパンを外したところです。
シリンダーブロック下側の剛性は一見高そうですが・・・・・・。
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もちろん、300馬力のエンジンとしては良くできています。
いや、350馬力でももちろん大丈夫でしょう。
そもそもノーマルの倍もの出力を出して「耐久性」とか言ってはいけないですって!
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しかし!このエンジンのチューニングに対する耐久性が低いからといって(まだ低いと決まったわけではないですが)
引き下がるわけにはいかないのです。われわれは。
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そこで
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馬力出してみました。
写真では見えませんが、ウネウネしたエキマニの下にはデカイタービンがいるのです。
実にノーマルの倍以上の出力を発揮させるタービンが。
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このようにして、新参者は力試しをされるのです。
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がんばれ、4B11!
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