BODY WORK PROSHOP
最近はアフターパーツの普及に伴い、自分でパーツを買い装着して楽しむ事が一般的になってきました。足廻り等は真っ先に手を入れるところではないでしょうか。
しかし、いくら性能のいいサスペンションやアーム類、スプリング、そしてピロボール化をしても、その取り付けてあるフレームが歪んでしまっては全く意味のなさない物になってしまいます。スポンジの上にスプリングを乗せて押してみてもらえば解ると思います。この場合のスポンジはフレームです。ですからパーツ本来の性能が活かされないままになっているのです。
その足廻りパーツの取り付け部や周辺を補強するだけでも車輌性能は数段違う物となっていきます。ですからフレーム補強などはアフターパーツ本来の性能を存分に発揮させるための作業なのです。
量産車においては乗り心地というものを優先させる為、性能を犠牲にしていることが良くあります。千差万別の声にはなかなか聞き入れないでしょう。ですから自分の車輌を自分だけの為に作られてはいかがでしょうか。ストリートはストリートの、サーキットはサーキットのダートやジムカーナ等に合った車輌製作がJUNでは可能です。
簡易的にゲージ測定診断を行い、メインフレームの前後左右への狂いを計測します。事故修復歴の解明やアライメント数値がでなくてお困りの方は一度計測することをお勧めいたします。
BOSCHアライメントテスター、コンピューターアライメントシステムを使用し正確な計測・調整を行います。足周りのパーツ性能を100パーセント発揮するためには必須項目です。調整箇所の少ない車輌も足廻り部品の取付方法により調整できます。ご相談下さい。
サーキット走行では公道にはない路面μがあり、グリップ力の増加に伴って横G縦Gという過大な応力を受けます。通常のボディでは受け止められなくなり、過度の負担を受けます。ボディのヨレを感じる前に補強しておきたい部分です。
パネルとパネルの継ぎ目に対して動きを制限し、スポット増しと同じ位の強度を持たせます。熱処理に対する錆の不安も解消されます。
走行会でのタイムアップ、サスペンションに負けないボディを体感してください。1ランク上のボディを手に入れたい方に最適です。
[車種]
S13 / S14 / S15
HCR32 / ECR33 / ER34
モノコックボデイのメインであるサイドフレームに発泡ウレタンを充填し、フルスポット増しにも似た効果が表れ各ボックス内のねじれ、たわみを抑えることが可能です。
ウレタン補強を行うことにより、ボディ剛性の弱い室内の前後対角方向の剛性を飛躍的に向上させます。加速、トラクション、ブレーキ性能が変わりサスペンション本来の動きがダイレクトに伝わるようになります。各車種により充填方法が異なります、最適な方法を考え、充填致します。
ロールケージを取り付けるとボディの剛性が上がり、その結果としてサスペンションがよく動くようになります。車の動きがダイレクトになりハンドリングやコーナーリング時の特性が変化します。出来るだけボデイに沿うように取付し、各種追加バーの変更、ピラー止め製作等、仕様変更も承ります。
スポット増しを行うことで、開口面積の大きな部分のユガミを少なくし、ボディ剛性を向上させます。
普段あまり見えないボディアンダーフロアーの錆防止にチッピング塗装を致します。
フェンダーの耳折り作業を行います。
ストリート仕様、サーキット仕様、ドラッグ仕様と走るステージに合わせた幅広い車輌製作をいたしております。また、普段走行していて不満に思っている箇所なども、経験豊かなスタッフにより適切なアドバイスいたします。
JUN SUPER LEMON PRELUDE
ストリートからサーキット走行までこなせるボディチューニングが施されている車輌である。 ロールケージ取付やスポット増しなどは行わず、サイドシルウレタン補強や前後ストラットタワーバー装着によりボディ補強が行われている。普段の足として通勤からサンデーレースと幅広く車を楽しむことが出きる仕様になっている。
JUN AKIRA SUPRA
2001年夏に行われたボンネビルスピードトライアルに参戦するために開発された車輌である。400km/h近くの速度レンジで走行するために、独特のボディメイクが施されたマシンである。ストックボディをベースにして極太ロールケージなどで各部補強が行われている。また、空力や整流効果を考慮したフロントバンパーや、リアウイングはワンオフ製作された物である。
JUN JGTC BNR32 GT-R
95年から96年にわたり全日本 GT選手権GT500クラスへの参戦のために開発された車輌である。
ボディはフル補強されており、パイパワーなエンジンを受け止めるボディチューンが施されている。ボディフレームはスポット増しや直接溶接によって取り付けられたロールケージなどにより、完璧な補強がなされている。サーキットを速く走るためにJUNのテクノロジーを最大限に投入したマシンである。
良くありがちなのがロールゲージなど入れる場合、フレーム計測をしないでそのまま組んでしまってはいないでしょうか?フレームが歪んだ状態で強化してしまっては、挙動変化は予測付かない物となってしまいます。ボディが堅くなったことは解るでしょう。しかし、操作性能は定かでは有りません。一歩間違えば、性能を著しく低下させてしまう原因となります。そして本当に注意していただきたいのが、その状態が本当に普通の状態かということです。同じ車輌はなかなか乗る機会が無いでしょうから、今の状態が本当に正常な状態なのかが解らずに乗っている事もあります。まずそこに疑問をおいて下さい。そして、自分だけの車輌製作を楽しんでください。
サンデーレースからGTレース車輌のボディまで、JUNのテクノロジーを最大限に提供し製作を行います。過去に於いての経験と実績に基づく物で独自の信念を守り、時には斬新なアイデアで更なる車輌開発に常に努力しています。ボディの補強用のフレームジグも幅広く取りそろえており、セレットフレーム修正機上で行われる車輌製作はスポット増しや補強による熱に於ける歪みなどは一切なく、フレーム寸法を狂わすことなく作業が可能となっています。又、ドラック用のパイプフレームの製作も行います。レース車輌を製作していく過程では、まずボディ製作から入って行って頂きたいと思います。
長い間大事に乗り続けてエンジンをオーバーホールするのと同じようにボディもリフレッシュさせてやって下さい。
防錆処理やアンダーコートなどを定期的に行うだけで耐久年数はかなり増えていきます。同時にフレーム計測も行ってみてはいかがでしょうか。
地球に引力があるかぎり、車輌は自重で歪んでいきます。そうなるとアライメント以前の問題として出てきます。ロールゲージや補強を行うならまず第一にフレーム計測が必要です。そして問題があったならば修正が必要となるでしょう。その上で初めてフレーム補強、そして補強パーツの装着となるのです。