こんにちは、営業Dです。今日はこんなところを・・・
こちらはスカイラインGT-R(BCNR33)車内フロアです。入間工場にてチラット見かけたので。
ドンガラ状態です、何をしているかはお題目に書いた通り「アンダーコート剥がし」別名「サイレンサーパット剥がし」です。
グリーングレーになっている部分にサイレンサーパットが貼ってありました。(剥がれています)
振動共鳴、遮音など、車内の静寂性を保つために貼り付けている物ですが、タイムを競うため軽量化するには、当然のごとく
排除する処理です。この車で車内、トランクルーム内剥がして、7~8kg軽量になりました。
非常にハガレにくく、結構面倒で地道な作業なのですが、密着しているぶん、そう簡単には取れてくれません。
作業的には、単にハンマーとタガネを使い、人の手によって砕いていくと言った方が伝わりますかね。
車種にもよりますが、最近の車は遮音など部品構造やコストダウンからも、サイレンサーパット量が少なくなってきています。
古い車ほど広範囲に貼ってあるというわけです。BCNR33よりはBNR32の方が多く、BNR34の方が少ないのです。
時代の流れなのでしょうが、剥がれにくいサイレンサーパットの材質もあり、FD3Sなんかは、夏など非常に柔らかく、
なかなか剥がれずベトベトこびりついているので、二度とやりたくなくなります。
まずは、この画像を見て「ご苦労様!」と言いたいところです。