営業Dです、寒い日が続きます。風邪ひきそうです。
今日はVQ35ブロック上面補強を行い、これからホーニングというブロックを見かけたので、画像撮ってみました。
VQ35やEJ20系のオープンデッキタイプは、ヘッドガスケットの当たり面も小さく、ハイブースト等には耐えられない構造になってます。
これらのエンジンでパワーを追求していくチューニングでは、鬼門となるヘッドガスケット抜けを防止するために、この補強を行います。
ウォータージャケット周辺にピンを打ち込み、高負荷がかかった状態での倒れ込みを防止します。
ノーマルで使う分には問題ない設計ですが、500PS越えてくると、そうもいかないようです。(状況により上下ありますが)
近年エンジンの軽量化の為に生産性に優れるオープンデッキを多くのメーカーが使うようになり、チューニングという領域では、こんな加工も出てくるのですよね。