Inside JUN Machine shop

‘二輪’ カテゴリーのアーカイブ

デスモでつ

2009 年 9 月 18 日 金曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございまつ。一日中大渋滞の中仕事してましたので、語尾に異常が見られまつ(汗

それはともかく、時間がない(?)のでさくさくと行かせて頂きまつ(^^;;

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ひょっとすると弊社ブログでは初登場でしょうか?いわゆるデスモクワトロのヘッドでございまつ。

ドカの場合、腰下は基本的に加工屋いらずですので(笑)頂くお仕事としてはもっぱらヘッド周りとなりまつ。

2バルブ時代から鋳物と加工に関してはすごい事になってましたが、4バルブになってさらにすごい事になった感がありまつ。

個人的にそれを端的に表していると思っているアングルのうちから一枚

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マニアの方なら冒頭の一枚とこれである程度読めるかと思いまつ(笑

加工メニューとしてはバルブガイド製作 バルブ研磨 シートカットセット長合せです。

なおバルブガイドはリン青銅にて製作しておりますが、もし銅色した別のあれとかこれとか、、、というご希望については別途お見積りにて承っておりますので、弊社までお気軽にお問合せください。

珍しいハーレーのヘッド

2009 年 9 月 15 日 火曜日 by 営業C

先日、山手線で茶色い山手線を見かけました。100周年の記念電車らしいです。

帰宅とは逆回りなのに乗りたい衝動にかられてしまった営業Cです。

しかし、それより面白かったのは電車に乗っていた女子高生が

「五反田」を「オランダ」と聞き間違えて山手線がオランダに止まることを驚いていた瞬間ですw

ハーレー4バルブ①

ハーレー4バルブ②話を変えて…このヘッド、ハーレー用なんですよ。でもバルブの数が多いです。

普通、この年式は2バルブなんですよ。確かに今となっては4バルブなんて珍しくもないかも知れませんが、ハーレーは2バルブがごく最近まで使われていました。

2バルブが悪いってわけじゃないですよ。一長一短ありますから。

それにしても、このヘッドを作ってしまったメーカーさんもすごいですよね。

実は自分、このヘッド初めて見たんです…(汗

シリンダーブロック面研(その3)

2009 年 9 月 9 日 水曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。

実は今回のお題は正確ではありません(汗

正確にはバイクのクランクケースのベースガスケット側の面研となります。

今回の生贄はこちら(^^;

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シリンダーヘッド側と違い、即致命的なトラブルに直結するわけではありませんが、オイル滲みなどのマイナートラブルの原因にはなり得ます。今回もこうした理由でのご依頼でした。

もうちょっと拡大すると

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一部にまだ腐食が残っていますが、ここは深追いせずにあえて面が出る、つまりガスケットが密着するレベルに留めてあります。

ちなみに2ストですと、ここでポートタイミングを微妙に調整して・・・なんて芸当もできますが、こんな事言うと今の若い子には訳分からんおっさん呼ばわりされますので、世のおぢさま方はお気を付けくださいませ(^^;

GPz400スリーブ入替

2009 年 9 月 7 日 月曜日 by 営業D

【秋】という言葉を聞くようになりましたが、残暑きびしい日が続きますね。体調くずしてませんか?

こんにちは、営業Dです。

今回はスリーブ入替中のGPz400シリンダーです。圧入タイプですので、暖めて抜きます、すぐ入替えではなく、

今回はオーバーサイズの物ですので、スリーブの穴もボーリングして拡大します。

穴径もスリーブ測定後締め代も考え、数値ひろってからボーリングしていきます。

画像は新旧入替え中の物、画像撮りました。(スリーブ穴ボーリング後)

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左が元のスリーブです。右がこれから入れるスリーブです。外径で3mmオーバーサイズとなります。

スリーブ圧入後、上面面研行います。スリーブの品質にもよりますが、面研前にスリーブが沈んでいるケースで

面研量が多くなる物も時々あります。

バイクの場合、クランクケースにスリーブ下端が入っていきますので、ケース側の穴も注意して見る必要があります。

スリーブ大径化に伴い、ケース側に入らずケースボーリングが必要な時があるからです。

今回GPZ400クランクケース側の穴は、元から大きいようなのでぎりぎり入りそうです。

ブレーキローター研磨

2009 年 9 月 1 日 火曜日 by 営業D

こんにちは、営業Dです。

今回はブレーキローターなのですが、ディスク面の研磨です。

錆や、パットの攻撃性が強く変摩耗したり、パット相性悪く焼き付きなど、俗に言うレコード盤のようになった時

研磨します。パット新品にする時には当たり良くなってもらいたいですからね。

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画像は研磨前と後です。錆が多いですね。

綺麗に研磨されてしまうと、焼き付いた跡(状況によりますが、完全に段差が取れない時もあります)や、ひび割れなど発見され、悲しい結末という事もあります。

ブレーキローターも使用限界の厚みがあるので、そうそう使い回しも出来ないのですが、ブレーキパット交換の時には、考慮すべき点であります。

ドリルドローター(穴あき)はひび割れがありますね、放射状に細かなヒビなのですが、また画像入手できたらアップします。

では、また。

ハーレーよくある話④

2009 年 8 月 31 日 月曜日 by 営業C

台風11号が上陸しそぅな勢いの本日、雨は降っているが気温が低いので嬉しいです。

しかし、仕事をしている今はいいが、帰宅時間に電車が止まったらどうしよぅ…。

そんな心配をしている営業Cです。

またまたハーレーの話題。ショベルの話です。

ちなみにハーレーのショベルヘッドとは、ロッカーアームカバーの形が「ショベル」に似ていることからつけられているニックネームです。「シャベル」と呼ぶ方も多いですヨ。

efbe8cefbe9fefbe97efbdb8efbe9eefbe8eefbdb0efbe99プラグホールの画像ですが、黒いトコロ。実はガス漏れしています。

もちろん、圧縮も漏れますよ。もしかしたら、圧力鍋のごとく「シュッシュ シュッシュ」言ってるかもしれません。

でもでも、よくある話です。プラグを何度も締付けているのでアルミが負けてしまい、ガス漏れが起きてしまうのでしょう。

中古のプラグを使ってガス漏れが起きる。

→増し締めする→漏れる→もっと増し締めする→アルミが座折する

もしくは、

→増し締めする→漏れる→もっと増し締めする→ネジ山が飛ぶ

想像ですが、こんな図式になるのでしょうか…。

でも、本当によく来るんですよ。この手の修理は。

Kawasaki マッハ シリンダー

2009 年 8 月 27 日 木曜日 by 営業D

営業Dです、こんにちは。

ときおり涼しい日もあり、秋も近づきつつありますね。暑いのはダメです。

KAWASAKI MACH H2Eシリンダーのボーリング・ホーニング行いました。

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2ストのシリンダーもちょこちょこ入ってきます。シリンダーだけ見ても思い出せないバイクもあって

パソコンで調べ懐かしんだりしますねぇ。

NSR250(88)なんて乗ってましたが、あの加速はまた味わいたいなあ。その後盗難にあい出てきませんでしたが。

シリンダーのサビ

2009 年 8 月 21 日 金曜日 by 営業C

仕事が終わると、お肌がベトつく季節です。ボディタオルがかかせません。

朝起きると、枕が臭う季節です。洗濯もかかせません。

この間は知り合いの子供に「この枕臭い」と言われ「お前も時期にそうなるんだ」と教えを説いた営業Cです。

高温多湿の気候もあると思いますが、車やバイクというのは乗っても乗らなくても劣化します。

どうせ劣化するなら、乗ってあげましょう!!

乗らないで放置をすると…

efbdb4efbdbdefbe84efbe9aefbdb1見えますか??わかりますか??何かシミみたいのが見えますよね??

コレ、サビなんですよ。指でさわると若干ザラついています。汗をかいた後のお肌のようです。

水没したわけではありません。普通に放置プレイを楽しんでいただけです。

バイクは特に放置されがちですね。眠っているバイクはございませんか??

バイクを売るなら~♪

じゃなくて、乗ってあげましょうよ!!

ハーレーよくある話②

2009 年 8 月 17 日 月曜日 by 営業C

暑い日々が続きますねぇ。お盆は色々と駆け回ってしまいました。

とはいえ、お墓参りと成田空港まで友人を迎えに行っただけなんですけどね。

久々にバイクのエンジンをかけようとしたら、バッテリーが上がってました。そんなズボラな営業Cです。

前回に続き、ハーレーでのよくある話。

e38397e383a9e382b0ガソリンエンジンであれば必須のアイテム。これが無いと走りません。無論、エンジンもかかりません。そう、スパークプラグです。

でもでも、よく画像を見て下さい。上に乗っかっているプラグのネジ部分に変なのが入ってますよね。

これ、エンザートと呼ばれるネジ山を修正する部品です。ネジをナメてしまった時に入れる物ですハイ。ヘリサートなども同じ役割です。ネジ部分を大きくして入れるワケです。

ネジにネジが切ってある物と言えば伝わりやすいですか?伝わりづらいですね…。

でもこの画像、これから入れる物ではなくヘッドに入っていた物が抜けてしまったんです。

そりゃ抜けちゃマズいです。でも、ハーレーにはよくある話。

プラグのネジ穴部分大きく加工してしまっているので、抜けてしまうと目もあてられません!

でも修理します…。当社ではネジスリーブと呼ばれる同じような部品を1個1個手作りにて製作し、入れちゃいます。

ネジ穴周辺部分の肉厚が確保出来ていれば入れちゃいます。

特にハーレーのプラグ穴修理はよく来ます。それだけネジ山がダメになってしまうというコトですね。オーバートルクやナナメに入れてしまったりとか、理由は色々あるかと思います。

みなさんも気を付けてプラグは入れて下さい!くれぐれもムリヤリは禁物です。ムリヤリはいけません!やさしくしてあげて下さいw

ハーレーよくある話。

2009 年 8 月 8 日 土曜日 by 営業C

もうそろそろお盆休みですね。もぅお盆休みに入っている方々もいらっしゃる事でしょう。

うらやましいの一言です。車屋さんやバイク屋さんは今が忙しいですから…。

お盆休みに乗りたいという方々の要望です。そりゃそうです、連休ですから。

そしてこの連休にエンジンを組みたいというオーナーさんも多い事でしょう。暑いのにご苦労様です。エアコン付きのガレージって夢ですよね。そんな夢を持ち続ける営業Cです。

今回もしぶ~い部品です。前回はリテーナーでしたが、今回はバルブスプリングの下に入れるスプリングシートもしくはロアカラーと呼ばれる部品です。

縁の下の力持ちみたいなヤツです。バルブスプリングが直接アルミのヘッドに接触しないようにする事や、バルブスプリングの振れを防止したり、セット加重なんかを調整したりする事もあります。

efbe98efbe83efbdb0efbe85efbdb0e291a0上の画像が上面です。インナーとアウターのスプリングが座るように段付きになっているのがおわかりになりますかね。これはハーレーのショベル用の物でございます。

efbe98efbe83efbdb0efbe85efbdb0e291a1こちら側が裏面の画像。ちょっと待てよ!1個何か違う気が…。

間違い探しみたいですが、左下の1個は形状が若干違います。この左下のはショベルの前期用。他は後期用。でもこれ、1台の車輌に入っていた物。年式違いの部品が組み込まれています。でもハーレーではよくある話です!!

この2種類、じつは着座のさせ方が違うんです。本来であれば年式を合わせる方が良いのは当然ですが…

ハーレーでは年式違いの部品が組み込まれているのはよくある話です。問題になる部品と高年式の方が対策品になっていて良い部品などがあります。

その辺はハーレーの専門ショップさんにまかせるとして、当社には年式違いの部品が組み込まれているエンジンはごく普通に見かけてしまうんですよ。気を付けていないと見落としてしまうような細かい事ですが、その辺は長年の経験と知識に基づくものです。

自慢じゃないですよ。普通にやっている事ですから…