Inside JUN Machine shop

‘二輪’ カテゴリーのアーカイブ

ハーレー ショベルのコンロッド

2009 年 11 月 16 日 月曜日 by 営業C

半年間、友人の結婚式の為に髪の毛を伸ばしていました。

余興をやる事になったので年甲斐も無く、リーゼントにする為です。

でもでも、みなさんに何故か大好評でした!そりゃわざわざセットしてもらいましたからw

そして先日、髪の毛を短く切りちょっと寒いような気がする営業Cです。

今回はちょくちょく来るハーレーのコンロッドの写真です。

ハーレーコンロッド国産からすると珍しい形をしているかと思います。

ベアリングなんてタマっころが分解できます。そしてオーバーサイズの設定まであります。大端部のレースも入れ替えも可能。

国産とは違い、色々と部品設定があってダメになった部品を交換する事ができます。

オーバーホールを行う人にとっては親切設計??

しかし、部品を組み込む為には測定やら何やらが必要なのでプロ仕様とも言えるかも…

ロッドローラーと呼ばれる玉っころなんて組み込むのが大変なんですよ!ポロポロと落ちちゃうんですから。

なので、落っこちないような巧みの技も存在します。ハーレー屋さんならどこでもやっていることかもしれませんがw

国産のクランク部品とは違い、色々と面白いんですよ、ハーレーって。

ヤマハ シグナス

2009 年 11 月 11 日 水曜日 by 営業C

いやはや、今日は久しぶりの雨ですねぇ。

この時期の雨はツライです。何がツライって、電車の中が蒸し風呂になるからです。

エアコンは止めてあるし、雨で湿度が高いうえに満員電車。

余分三兄弟くらいの組み合わせ。何故そんな電車に涼しい顔をして乗っていられるのかが不思議に思える営業Cです。

もちろん自分は汗ダラダラです。シャツまでヌレヌレです(泣

今日は当社では毎度お馴染の肉丸さんのエンジン。何度もシリンダーにスリーブを入れて数台の予備エンジンを所有している方です。

壊しているワケではありませんが、アフターメーカーの販売している限界以上の排気量を求め耐久性を若干落としているが為、予備エンジンの製作に余念がありませんw

シグナスDLCシリンダ①今回のシリンダーはスゴイです。当社でも初の試みでした。

スリーブ入れのボーリング・ホーニング、そしてプラトーホーニング、その後にWPC+DLC処理!!

耐久性を向上させる為の今回の仕様。

DLC処理とはダイヤモンドライクカーボン処理の事で、ダイヤモンドライクコーティングなどとも言われております。

WEBで検索をかければすぐにヒットして、自動車メーカーさんやら機械メーカーさんなどの技術資料まで出てきちゃいます。

シグナスDLCシリンダ②本来であれば、ドライ状況で使用をする事を前提に研究が進められていたコーティング技術ですが、それがウエットでも性能が向上するのが確認されて車部品などに広く処理されることになりました。

普通のシリンダー内壁より黒く光っているのがわかりますか??

ん~~、なかなかお伝えしづらいですねぇ。難しい…。

現在は単気筒のみシリンダー内壁に処理を行う事が可能です。

今回のエンジンで寿命が延びる事を期待していますが、まだ組み付けていないそぅなので結果がわかるのはもう少し先になりそうです…(汗

RZV500

2009 年 10 月 29 日 木曜日 by 営業D

営業Dです。今日は懐かしく思うバイクのシリンダーです。

(そんな古くないですが、バイク乗っていた全盛期の頃なもので)RZ250RRや初期TZR250ですかね。

一時期あこがれたものです。

P1050226

YAMAHA RZV500です。2気筒だけ見るとTZR250かなとも思いますが。

パッと見て、どれがフロントかリアか、右か左かは良く考えないと解らなくなってしまいますね。

綺麗な車体あれば、見てみたいですね。

武川 4バルブヘッド

2009 年 10 月 23 日 金曜日 by 営業C

本日、店頭に小さいお子様を抱えたお客様がいらっしゃいました。

部品を取ってくるので、ちょっと子供を…と言われまして

笑顔でお子様を抱こうとしたところ…

泣かれてしまいました。

女性以外に泣かれたのは初めての経験だった営業Cです。←ウソです。

いきなり写真を。

タケガワヘッド元々のノーマルヘッドは2バルブのシングルカム。

このヘッドは4バルブのツインカム!しかもギアトレ!!

シビレますね。コレが4stMiniに載っているんですから。

このクラスのバイクは馬鹿にできませんよ。軽いし速いし面白い。

3拍子そろってます。牛丼みたいなモノですね。

バイクメーカーさんもこの辺の排気量のバイクを結構出してきてます。

まだ国内販売してないヤマハのYZF125とか。ちょっと欲しくなっちゃいます。

そぅいえば、今月のJAFメイトに電気原付の記事もあったなぁ。

リアホイールにモーター仕込んだヤツ。

なんだかそのうちサイバーフォーミュラや金田の赤いバイクみたいな近代的な車輌が市販されるのもそぅ遠くない未来かも知れませんね。

金田のバイク、原寸大のもカッコ良かったですし♪

シートリング

2009 年 10 月 22 日 木曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。今日はいつもより早めの時間帯に更新させて頂きまつ(汗

ちょっと変わった作りのヘッドが入ってましたのでご覧頂ければと思います。ちなみに全て入庫時の状態で、現在作業中です。

さて、2バルブの4気筒車のシートリング周辺のアップですが(車種はひみつw

DSC00831

少し変わった作りなのですが、分かりますでしょうか?

ではもう少しアップにて

DSC00832

通常は・・・ほぼ同式の他のヘッドと比べてみると

DSC00835

ヘッドのアルミとシートリングの境目に注目頂けると違いが分かるかと思います。

正解は「シートリングを意図的に燃焼室に突き出している」です。

おそらく動弁系全体のつじつま合せのために行なわれた可能性が高いと思われますが、通常はアルミの部分ぎりぎりに45度面をもってくるという形に留めるケースが多いかと思います。

今回の方法ではバルブ位置が燃焼室側に飛び出す事になりますので、燃焼効率云々等々いろいろ考えるところはあるかと思いますが、こういう形での対応することもできます。

なおこちらは作業完成後の画像も後日ご紹介したいと思います。

フライホイールマグネット

2009 年 10 月 19 日 月曜日 by 営業C

めっきり暗くなるのが早くなったと感じませんか?

秋の夜長とでも言いましょうか。そして外は肌寒いが電車の中は暑い。

薄着にするかどうするか毎日悩んでいる営業Cです。

今日は当社でもお馴染の個人客の方からの依頼品をご紹介。

オーナーのハンドルネームは肉丸さんです(本人確認済)

神風の術」をあやつれます。魔子ちゃんのスカートもめくれます!!ウラヤマシイ…

シグナスプーリー手前のキレイなヤツが軽量を施した品でございます。

後ろに写っているのは見本の他車種の物です。

めいいっぱい削っています。普通以上です。ヤバイと思います。限界超えたかも…

でも、もう100kmブン回しても壊れていません。

壊れなかったので2個目を製作した時の画像なんです。

普通はここまで軽量しません。オーナーのご意志(こだわり?!)でここまで行いました。

でもオーナーにはもっと軽くてもいいぐらいなんて言われちゃいました(笑

これ以上軽量したら本当に壊れちゃいますからっっ!!

なんてマジメに答えちゃいました…

この肉丸さんのバイク、本当に色々と手が入っていて

スゴイです。神風が吹きます。

どこまでイクのかが楽しみなバイクであります。

チタンマフラー修理

2009 年 10 月 15 日 木曜日 by 営業D

営業Dでございます。今日はのどが痛いなあと思って一日過ごしておりましたら、夕方から鼻水が・・・体も熱い

もしや、新型?いや!ただの風邪であろうと祈ります。

今回はマフラーの亀裂修理です。それもスチールやステンレスではなく、今時のチタンマフラー。

亀裂(クラック)であれば、熔接でOKだったのですが、訳あって穴になってしまったようです。熔接難しいですからね。

ここまで来ると厳しいのでチタン材を貼り熔接となりました。

修理前/後の画像です。これで排気漏れも大丈夫ですかね。

P1060352P1060359

500SL

2009 年 10 月 13 日 火曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。

先日D1最終戦と併催されたパワーツアー2009に私めも行ってまいりました。私は11日のみの参加でしたが、好天にも恵まれ、のんびりしてました(汗

詳細はJUN AUTO MECHANICのブログ「Inside JUN Auto Mechanic」に担当Aさんが書いておりますので、こちらを参照頂ければと思います。。

と投げてみる(笑

ちなみに上記URLの画像2枚目の左側でまどろみつつ立っているのが私めでございます(^^;

さて、こちらはちょっと当社としては珍しいこんなものがやってまいりました

DSC00813

表題のヘッドです。ヘッドassyでお預かりし、点検後お見積り、ご了承頂いた後に実作業といった段取りで進めさせて頂いております。

別途点検等の工賃が発生してはしまうのと、納期面でどうしても時間がかかってはしまいますが、こういった形での受注についても承っております。

分解工賃等については搬入時の状況等により異なりますので、お気軽に弊社までお問合せ頂ければと思います。

ハーレーのプラグホール

2009 年 10 月 8 日 木曜日 by 営業C

いや~、今日の台風は凄かったですねぇ。

雨じゃなくて、首都圏の電車が…。山手線も止まっちゃいましたし!

都心の駅はJRが全て運休してしまった為、身動きできない人でごったがえし。

改札口は振替乗車券と遅延証明をもらう人であふれ…。

電車の中は乗車率が何パーセントか不明なくらいスシヅメ。

久々に電車の中で骨が折れるかと思った営業Cです。

今回はハーレーのPANヘッドのプラグホールです。このヘッドはプラグホール部分に鉄が鋳込まれているタイプです。

鉄がアルミに鋳込まれているプラグホールって珍しいんですよねぇ。年式的な部分もあるとは思うのですが、確かにアルミより鉄の方が硬いのでネジ山がダメになる可能性は少ないとは思うのですが

PAN白くなっているのは現像液と呼ばれるスプレーを吹いたからです。

しかし!!よく見ると、プラグホールの周辺に星型になっている部分がわかりますか??

しかもその星型の部分に赤い何かが見えませんか??

その赤いのは見えちゃうといけないんです…。

ちゃんと塞がっていると出てこないんですから。

出てくるという事は、どこかと繋がっているという事です。

このヘッドはプラグの座面あたりからオイルがにじむという事で当社にチェック依頼がきました。結果は漏れていると言う事です、残念ながら…。

こういう風になってしまうと鋳込みってのも良し悪しがあるんだなと思う瞬間です。

エンジンオイル交換

2009 年 10 月 2 日 金曜日 by 営業C

10月に入り”制服”を着ている方々は衣替えをする季節ですねぇ。

そんな一般的な暦を無視して今でも半袖で汗をかいている営業Cです。

みなさん、エンジンオイルって交換してますか??

してますよねぇ??

当社の営業車もきちんと交換しています。だから20万キロ近くまでノンオーバーホールで乗れるんです。

オイル交換って、重要です。ちゃんと換えてあげましょう!!

と言いつつ、自分の車はあまり換えていなかったりするのは御愛嬌ってことで…(汗

別にオイル交換をここで紹介するわけじゃないんですけど…

E07A①オイル交換を怠ったエンジンの内部です。

黒いですねぇ。スラッジがてんこ盛りです。オイル通路もふさがりそうな勢いです。

E07A②アップでみると迫力が違います。

E07A④ここまでなってしまうと、フラッシングなんかじゃキレイになりません!!

市販のケミカルでも相当苦労をすることでしょう。

ちなみにコレ、写真を撮る前に洗浄台で専用洗浄液で軽く洗ってます。

軽く洗った程度では太刀打ちできませんでした。

エンジンオイルはゲル状に体積してしまっています。

こうなる前にオイル交換はマメに行って下さい!!!

放置するとエンジンブローにつながる事は容易に想像ができると思います。