Inside JUN Machine shop

‘国産車’ カテゴリーのアーカイブ

ブレーキローター研磨

2009 年 9 月 1 日 火曜日 by 営業D

こんにちは、営業Dです。

今回はブレーキローターなのですが、ディスク面の研磨です。

錆や、パットの攻撃性が強く変摩耗したり、パット相性悪く焼き付きなど、俗に言うレコード盤のようになった時

研磨します。パット新品にする時には当たり良くなってもらいたいですからね。

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画像は研磨前と後です。錆が多いですね。

綺麗に研磨されてしまうと、焼き付いた跡(状況によりますが、完全に段差が取れない時もあります)や、ひび割れなど発見され、悲しい結末という事もあります。

ブレーキローターも使用限界の厚みがあるので、そうそう使い回しも出来ないのですが、ブレーキパット交換の時には、考慮すべき点であります。

ドリルドローター(穴あき)はひび割れがありますね、放射状に細かなヒビなのですが、また画像入手できたらアップします。

では、また。

4G63[evo9]エンジン売ります!

2009 年 8 月 24 日 月曜日 by 営業A

完売致しました。ありがとうございます。

オーバーホール済みの4G63「Evo9」エンジンを売却致します。

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ジュンオートメカニックでEvo9を開発していた時にエンジン1機がたまたま浮いてしまっていて、そのまま放置されていたので、勿体ないって事になり、更にJUNピストンとJUNコンロッドも別エンジンで中古で在庫があったので組み込み、オーバーホール済みのピカピカなエンジンが出来上がりました。

更にはカムやオイルパンバッフルプレートまで付属させてしまって、かなりゴージャスな仕様です。

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「ショートエンジン」と言うべき内容に仕上がっているんではないかなと思います。

・CT9A EVO9
・エンジン本体のみ(タービン、インマニ等は付属しません)
・メカニックにてオーバーホール済み
・JUNピストン(コスワース、中古)
・JUNコンロッド(中古)
・JUN264°10.5カムシャフト(EXHのみ)
・オイルパンバッフル加工済み
・ポート研磨済み
・クランクバランス済み
・メタル新品
・ウォーターポンプ新品
・バランスシャフト外し済み

金額や詳細は弊社営業部までお問い合わせ下さい。

シリンダーのサビ

2009 年 8 月 21 日 金曜日 by 営業C

仕事が終わると、お肌がベトつく季節です。ボディタオルがかかせません。

朝起きると、枕が臭う季節です。洗濯もかかせません。

この間は知り合いの子供に「この枕臭い」と言われ「お前も時期にそうなるんだ」と教えを説いた営業Cです。

高温多湿の気候もあると思いますが、車やバイクというのは乗っても乗らなくても劣化します。

どうせ劣化するなら、乗ってあげましょう!!

乗らないで放置をすると…

efbdb4efbdbdefbe84efbe9aefbdb1見えますか??わかりますか??何かシミみたいのが見えますよね??

コレ、サビなんですよ。指でさわると若干ザラついています。汗をかいた後のお肌のようです。

水没したわけではありません。普通に放置プレイを楽しんでいただけです。

バイクは特に放置されがちですね。眠っているバイクはございませんか??

バイクを売るなら~♪

じゃなくて、乗ってあげましょうよ!!

ウォータライン加工?

2009 年 8 月 5 日 水曜日 by 営業D

営業Dです、こんにちは。

もうすぐお盆休みですが、皆様ご予定は・・・ETC割引もあり、どこに行きましょうかね。

私は実家が山梨(世間では芸能関係で騒がれていますが)に行くのですが、中央道が渋滞します。

時間ずらして行くのが毎度の事です。

さて、今回はRB26シリンダーヘッドの加工が終わったので紹介します。

簡単に言うと「そんな水穴繋げちゃうのかよ加工!」です。(笑)

真面目に言うと、ヘッドガスケット面水穴を水路で繋げてしまいます。効果は#5#6あたりのガスケット漏れ対策で、

水温も安定します。

加工途中の画像と、仕上がった物です。ご覧下さい。

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ガスケットの形状(メーカーにより微妙に違う)に合わせて溝位置決めします。意外とこの細い溝で違いが出たりします。

2JZ-GTEなども、この対策によりガズケット漏れは起きなくなりましたね。

キャブ、始めました。

2009 年 7 月 24 日 金曜日 by 営業C

梅雨が明けたはずなのに湿気の高い本日、冷やし中華が食べたかったので、こんなタイトルにしてしまった営業Cです。

始めましたって言うほどではありませんが、こういうのもやっています。

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キャブレーターです。それはわかるって?ですよねぇ。

オーバーホールもしてあります。手前に無造作に置いてあるのは交換した部品です。

オーバーホールもしてあるじゃなくて、オーバーホールをする為に当社にきたSOLEXです。オーバーホールをする為に当社に送られてきたのです。

今回の部品はとある個人の方からの依頼で、MINI用のSOLEX40φ。この他にもWEBERなどもお持ちと話しておられました。

消耗部品は全て交換。ネジも新品。ダメな部品は全て交換。ダメなんだから仕方ないですけど…w

部品が出ないキャブもありますので、オーバーホールをご検討の方は注意して下さいネ♪

ドライブシャフト延長♪

2009 年 7 月 15 日 水曜日 by 営業D

こんにちわ、営業Dです。

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こちらはスカイラインGTRのフロントドライブシャフトを延長して出来上がった物です。

TEST的に製作し受注したものですが、お客様たっての希望なのです。

何故に延長するかというと、ロアアーム延長しワイドトレッド化され、車高下がった状態で過酷なサーキット走行では

厳しい様で、抜けやすくなり砕けてしまうようです。

加工は切断した後、クロモリ材(調質済み)の延長カラーを製作し熔接します。

右側は上記にようにシャフト延長ですが、左側はインナーフランジの間にスペーサーを製作して延長しました。(画像撮り忘れ)

ドライブシャフト抜け破損トラブル無くなると良いですね。

そういえば、昨日「梅雨明けぇ~♪」とラジオで聞きましたよ、確かにめちゃくちゃ暑かったなぁ。エアコン効いてないような錯覚に・・・なりました。今日も(汗)

初夏は毎年思います「夏ってこんな暑かったっけ?」・・・・

サイズに驚きます。

2009 年 7 月 9 日 木曜日 by 営業C

とある日の事、「プロペラシャフトの加工を行えますか?」との問い合わせがありました。

「もちろん、行っております」と軽く返答してしまった営業Cでございます。

確かに、当社ではプロペラシャフトを短縮したり、延長したり、スプライン部分を別車種の物に交換したりする作業は日常的に行っております。パイプ径が違っていても旋盤で異径の物がつなげるようにワンオフでアダプターを製作し、熔接を行います。

しかし、今回の物はサイズが違いました。加工後の長さこそ乗用車と同じですが、パイプ径が違います。大は小を兼ねる。太いのは良い。あれくらい太くなりたい。じゃなくて…

届いてビックリ、前代未聞のサイズです。

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画像上は切り詰めた余り物、中央が今回の加工した物。下に置いてあるのはカローラのプロペラシャフトです。

遠近法でも使っているかのごとく太さが違います。加工前なんて絶対1人では持てません。加工後の短くなったヤツでもかなりの重量です。カローラのプロペラシャフトは片手で持てますがヤツは無理です。腰もイっちゃいます。

写真でみるとたいした事ないですが、現物はすごいです。アメリカンサイズなんてもんじゃありません。馬なみ以上です。

ちなみに、トラック用のプロペラシャフトですが、いったい何トン用なのか…

加工前は2メーターもありましたから、写真におさまりきれません。なので、加工後に撮ってみまつた。

こんなピストンも②

2009 年 7 月 3 日 金曜日 by 営業C

イヤですねぇ、この陽気。雨が降ったり止んだり。朝の通勤は雨でも帰りは止んでいる。

そして会社に傘を忘れる。→会社に傘が貯まる。そんな営業Cでございます。

そんでもって、今回は「こんなピストンも①」にての続きです。

観ていない方は以前のブログをご覧あれ。あれが、こんなんなっちゃいました。

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簡単に言いますと、色が違います。それくらいはわかりますよね??

ちなみに、ピストントップとそれ以外の部分の色が違うのもわかりますよね??

営業Cは違いのわかる男です。ダバダァ~~ア~~ア ダバダ~ ダバダ~。

ピストントップ部分はハードアルマイト、スカート部分はWPCのモリブデン。

馬力が上がる加工ではありませんが、こういった処理を行う事によりピストンの耐久性や摺動抵抗に差が出てきます。ロス馬力を減らす事が可能になるわけです。

色々な部分でこのような摺動抵抗を減らすと、50ccのような小さいエンジンであればその違いもゴールドブレンドなみに違いが出ます。

MAXパワーではなく、ロス馬力。みなさんその辺の事って案外しゃべりませんよね。何ででしょう…。

N360シリンダー

2009 年 6 月 30 日 火曜日 by 営業D

こんにちは、営業Dです。

今回は直列2気筒シリンダーのスリーブ入れボーリング・ホーニングです。

ホンダN360、愛称Nコロですが、純正スリーブ抜いて、O/Sのスリーブを

入れます。スリーブ自体はお店さんが販売されている様ですね。

販売されていない場合はスリーブ製作する事も可能です。

画像はスリーブ穴のボーリング中というところですか。

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で、こちらは完成です。(左側に入っていた旧スリーブがあります)

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では、また4日後・・・次回は何の話題にしようか?

異物?!

2009 年 6 月 24 日 水曜日 by 営業C

とあるシリンダーのウォータージャケットです。こんな状態になっているなんて誰が想像できたでしょうか・・・想像ができなかった営業Cでございます。

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これは、フタを入替る為に外したのですが、開けてビックリ。クモンじゃないですが、やってて良かった。と思う1コマですね。

鉄シリンダーのサビにしては凄過ぎます。まるで泥遊びでもしたかのような量です。

外したフタはというと・・・

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てんこ盛りです。

もちろん、シリンダーの水周りは掃除しましたよ。泥だらけになりながらw

こうなっていたら、ラジエーターはどうなっていたのでしょうか?はたして、シリンダーはクーリングされていたのでしょうか?

みなさん、こぅなる前にクーラントはこまめに交換しましょう!冷却水なんて水道水で良いなんて思っているあなた!防錆剤の入った物に交換しましょう!