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‘国産車’ カテゴリーのアーカイブ

アンダーコート剥がし

2009 年 6 月 15 日 月曜日 by 営業D

こんにちは、営業Dです。今日はこんなところを・・・

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こちらはスカイラインGT-R(BCNR33)車内フロアです。入間工場にてチラット見かけたので。

ドンガラ状態です、何をしているかはお題目に書いた通り「アンダーコート剥がし」別名「サイレンサーパット剥がし」です。

グリーングレーになっている部分にサイレンサーパットが貼ってありました。(剥がれています)

振動共鳴、遮音など、車内の静寂性を保つために貼り付けている物ですが、タイムを競うため軽量化するには、当然のごとく

排除する処理です。この車で車内、トランクルーム内剥がして、7~8kg軽量になりました。

非常にハガレにくく、結構面倒で地道な作業なのですが、密着しているぶん、そう簡単には取れてくれません。

作業的には、単にハンマーとタガネを使い、人の手によって砕いていくと言った方が伝わりますかね。

車種にもよりますが、最近の車は遮音など部品構造やコストダウンからも、サイレンサーパット量が少なくなってきています。

古い車ほど広範囲に貼ってあるというわけです。BCNR33よりはBNR32の方が多く、BNR34の方が少ないのです。

時代の流れなのでしょうが、剥がれにくいサイレンサーパットの材質もあり、FD3Sなんかは、夏など非常に柔らかく、

なかなか剥がれずベトベトこびりついているので、二度とやりたくなくなります。

まずは、この画像を見て「ご苦労様!」と言いたいところです。

こんなピストンも①

2009 年 6 月 9 日 火曜日 by 営業C

どうも、まいど。営業Cです。

ネタとしては色々とあるんですが、何にしようか・・・。続き物がいいかなぁなんて今回は考えております。

こんなピストンの加工が来てたりします。内容としては、ピストンのトップ部分にハードアルマイトをかけピストンスカートにモリブデンコーティングをかけます。

はてさて、このピストン、とてもマイナーな車輌です。JA18という型式のエンジンです。スズキのカルタスです。自分もパっと車体が頭に浮かびませんw

ピストン

どんな形をした車だったかなぁ・・・なんて考えたりしちゃいました。まぁ、直ぐに思い出すのですが。だって、以前に運転した事がありましたから。

そして驚いたことに、このピストン、NAではなくターボにする為に強化を行うのです。素材はもちろん鍛造です。鍛造のピストンにさらに加工を行うわけです。

強度的検知からの話はまた今度にするとしまして、このピストンがどのように変化していくか皆様楽しみに待っていて下さい!