Inside JUN Machine shop

2009 年 6 月 のアーカイブ

シリンダーブロック面研

2009 年 6 月 17 日 水曜日 by 営業B

梅雨時になると腰 肩 膝 その他もろもろが痛くて辛くなる営業Bでございます。

ネタ探しに現場をうろついていると、ちょうどB16Aのシリンダーブロックが上がっていたので、撮ってみました。

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ブロック面研とボーリング・ホーニングでのご依頼との事でした。

最近のシリンダーブロックのお手本的な構成のエンジンですが、改めて見るとガスケット抜けが怖いなぁとしみじみ思います。

拡大すると

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うーーーーん、せまいです、こわいです(汗

ちなみに濃いグレーの部分の鉄と薄いグレーのアルミの境い目にビードが通りますので、この部分のすき間や段差の有無については確認される事をおすすめします。

というわけで、必須ではありませんが、O/H等ご検討されている場合はブロックの面研もお見積りに入れて頂ければ幸いです。とかくヘッド側に目が行きがちですので。。

・・・次こそは作業前の画像を撮っておくようにしまつ(滝汗

エボⅩのラジエターアッパーホース

2009 年 6 月 16 日 火曜日 by 営業A

ジュンオートメカニックのブログでも紹介されていましたが、こちらでも紹介しちゃいます。

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エボⅩのラジエーターアッパーホースです。純正はいつものゴムホースです。最近のは耐久性に優れているとは言いますが、それでも所詮ゴムホース、その内割れてきます。

そんな心配無用な製品で御座います。アルミパイプとSAMCOのホースの組み合わせは美観的に綺麗で、もちろん耐久性も抜群!装着イメージはこんな感じです。

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ちょっとスタッフが写ってますが、気にしない・・・。

今、ロアホースもって事で着々と試作品を造って居るみたいだけど・・・。

更には他の車種も予定があるらしいです。設定が無い車種もジュンオートメカニックなら同じ様な感じでワンオフ製作も承っております。それがきっかけで商品に!って事であれば、お安くなるもかしれない!

製品ページ

アンダーコート剥がし

2009 年 6 月 15 日 月曜日 by 営業D

こんにちは、営業Dです。今日はこんなところを・・・

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こちらはスカイラインGT-R(BCNR33)車内フロアです。入間工場にてチラット見かけたので。

ドンガラ状態です、何をしているかはお題目に書いた通り「アンダーコート剥がし」別名「サイレンサーパット剥がし」です。

グリーングレーになっている部分にサイレンサーパットが貼ってありました。(剥がれています)

振動共鳴、遮音など、車内の静寂性を保つために貼り付けている物ですが、タイムを競うため軽量化するには、当然のごとく

排除する処理です。この車で車内、トランクルーム内剥がして、7~8kg軽量になりました。

非常にハガレにくく、結構面倒で地道な作業なのですが、密着しているぶん、そう簡単には取れてくれません。

作業的には、単にハンマーとタガネを使い、人の手によって砕いていくと言った方が伝わりますかね。

車種にもよりますが、最近の車は遮音など部品構造やコストダウンからも、サイレンサーパット量が少なくなってきています。

古い車ほど広範囲に貼ってあるというわけです。BCNR33よりはBNR32の方が多く、BNR34の方が少ないのです。

時代の流れなのでしょうが、剥がれにくいサイレンサーパットの材質もあり、FD3Sなんかは、夏など非常に柔らかく、

なかなか剥がれずベトベトこびりついているので、二度とやりたくなくなります。

まずは、この画像を見て「ご苦労様!」と言いたいところです。

陽の当たらないカレラ

2009 年 6 月 13 日 土曜日 by 営業C

いやはや、今日は暑いですねぇ。って、エアコンの効いている室内で書く事ではないですね。営業Cです。

梅雨って言う割にそんなに湿度は高くないような…。でもジメジメしているような。

はっきり言ってこれから来る夏は嫌いです。暑いのは大嫌いです。

昼休みにふと外を見ると…

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こんな花が咲いていました。名前??そんなの知るわけもありません。

ただ、咲いていただけです(笑

今回はこの子を紹介したいと思います。この子の名前は冶具です。表舞台に立つ事はありません。陽が当たらないのです。

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機械用語辞典によると、工作物を固定するとともに切削工具などの制御、案内をする装置。おもに機械加工、溶接などに用いる。これにより手間がはぶけ、加工が容易になり、仕上がり寸法が統一される。なんて事が要約すると書いてあります。

この子もただの板切れに見えますが、ちゃんとした冶具なのです。

この子、なんと板厚が50mmもあるんです。普通はこんなに分厚く作りません。でも、この厚みが必要だったのです。鉄ですので非常に重いです。総削り出しです。総削り出しって響きが良いですよね。英語で言うとフルビレットですよ。それだけでご飯がすすみます。

青い色をしている部分は青ニスと呼ばれるケガキ線をわかり易くするための塗料です。

え?消してから写真に載せろって?それじゃぁ面白くないじゃないですか。

この子は、非分解のハーレーのクランクシャフトを分解してみようと試みた挑戦の証です。

ソルジャーです。それじゃぁまた次の機会まで!!

ポート研磨加工

2009 年 6 月 12 日 金曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。

ポート研磨加工についてですが、当社で行なう場合はバルブガイドを外した上で行います。

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これで、バルブガイドの陰になってしまう部分もしっかり磨きたおせます。現車はB16Aです。本当は作業前の画像があれば良かったのですが。。

それはさておき、バルブガイドを入れると

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こうなります。この後、シートカット等の工程が続きます。ちなみにショートヘッドEXにはこのポート加工と燃焼室の容積合わせと磨きが含まれています。

また今回のヘッドではバルブガイドに弊社製品を採用頂いていますが、純正品や他社さまの製品をお持込み頂いての作業も普通に行なっています。

なお、ピントが合っていない、アングルが違う等々の不具合は、それぞれ私めの下手な段取りと撮りのせいです(汗

4B11カスタムキット Ver2

2009 年 6 月 11 日 木曜日 by 営業A

遂に完成までもう少しと迫っている4B11のカスタムキットが完成します。

もうほとんど出来ているんですけど、クランクの熱処理を色々と検討中です。

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既にラインナップされている定価\450,000-の2.3Lキットもありますが、新しいキットは2.2Lのボアストロークで、削り出しクランクに専用のコスワースピストン、そしてI断面の実績の高いスーパーコンロッドからの組み合わせです。

排気量は2.2Lとなりますが、2.3Lキットに比べるとストロークを短くして、高回転型のエンジンに生まれ変わらせる事が狙いです。

もっちろん、完成したら「チームオレンジ」の熊久保選手が操るエボⅩにも搭載予定で御座います。

クランクシャフト点検

2009 年 6 月 10 日 水曜日 by 営業D

梅雨に入ったという事ですが、そんな天気でもないですね。

(^-^*)/こんにちは!営業Dです。

今日はB16Aヘッド&ブロック加工をいただいたお客様のクランクシャフトです。

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その中でダイナミックバランスのお仕事いただいたのですが、まずはお預かりした時点で振れ曲がり等点検を行います。

ダイナミックバランス前にクランクに大きな振れがある場合は、曲がり修正必須になりますねぇ。

新品でない場合は、作業前にひどい曲がりがある場合も結構あります。

まずは定盤上でVブロックにのせて廻しながら確認しますが、「さすがHONDA!」

(o^-‘)b good job!・・・手でくるくる回ります。

純正でも振れは少なく、精度良く作られていますよね。

メーカーや4気筒、6気筒の違いはあれど工業製品ですから、少なからず振れはあっても、平均してそのメーカーの基準

といった数値(傾向)が見えてきますよね。

今回は振れ5/1000mm以内でした。それではダイナミックバランスに進みますかね・・・

ではまた。

こんなピストンも①

2009 年 6 月 9 日 火曜日 by 営業C

どうも、まいど。営業Cです。

ネタとしては色々とあるんですが、何にしようか・・・。続き物がいいかなぁなんて今回は考えております。

こんなピストンの加工が来てたりします。内容としては、ピストンのトップ部分にハードアルマイトをかけピストンスカートにモリブデンコーティングをかけます。

はてさて、このピストン、とてもマイナーな車輌です。JA18という型式のエンジンです。スズキのカルタスです。自分もパっと車体が頭に浮かびませんw

ピストン

どんな形をした車だったかなぁ・・・なんて考えたりしちゃいました。まぁ、直ぐに思い出すのですが。だって、以前に運転した事がありましたから。

そして驚いたことに、このピストン、NAではなくターボにする為に強化を行うのです。素材はもちろん鍛造です。鍛造のピストンにさらに加工を行うわけです。

強度的検知からの話はまた今度にするとしまして、このピストンがどのように変化していくか皆様楽しみに待っていて下さい!

困った時のアイテムその1

2009 年 6 月 8 日 月曜日 by 営業B

皆様こんばんは、営業Bでございます

入手不可能となってしまった部品を何とかするためのヒントがこれです。

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私が入社して社内にあった物で最も嬉しかったアイテムがこれでした(笑

もっとも、断片的な情報でしかありませんので、これがあれば全て解決とはならないのが悲しいところですが、手がかりとしては重宝しています。

デミオのフライホイール

2009 年 6 月 5 日 金曜日 by 営業A

実はもう既に発売されておりますが(HPアップはまだ先)、デミオのフライホイールがラインアップに加わりました~。
スタンダード(4.6kg)  \35,000-

ハイストリート(4.5kg) \40,000-

同時に「DE5FS(1.5L)」と「DE3FS(1.3L)」はクラッチキットもラインナップに登場です。

純正が8kg以上あるフライホイールの為、効果は抜群です。

軽すぎる事はなく、普段通りにご使用できる重量にしてあります。

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最近コンパクトカーの人気が強く、かねてから要望が多かった為、既存のフライホイールを調べて適合を取っていきました。
全然違う物もあれば、小変更で対応出来る物様々です。

そんな中、先日のヴィッツのフライホイールとスイフトのフライホイールに続いてデミオの登場となりました。

同じフライホイールで対応出来る車両は「アクセラ」や「アクセラスポーツ」もございます。

DE5FS(1.5L)

DE3FS(1.3L)

DY5W(1.5L)
アクセラスポーツ BK5P(1.5L)
アクセラ BK5P(1.5L)
上記車両への適合確認が取れております。

更に更に増やして行く予定ですし、現在はフィットを製作しております。

ご期待下さいね~♪

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