かなり前からずーっっと、おそらく5年以上経過し、更には未だに商品化にならない悲劇のパーツの紹介でございます。
油圧のタペットをシム調整が出来るようにする為のソリッドリフターです。RB26はφ30ですが、これはφ29シリーズのエンジン用となります。もちろんRB26のφ30仕様も御座います。
写真は熱処理前の状態です。
冷間鍛造で作られていますが、これの品質管理がかなり大変です。もちろん、ノーマルより良くって事で軽量で尚かつ高剛性に設定し、熱処理も数多くテストし、仕上げの熱処理も自分的には「そこまでしなくとも・・・」って思う位処理しています。なかなか両立が難しく、外径の厚みと真円度の剛性の確保はなかなか高度な技術が要求されるようです。
そんな事を言っていても、前に進まないので、とにかくゴージャス仕様になっても構わないので、良いモノをって事で最終の品質管理を待ちながら製品化にこぎつけたいと思っています。
価格はやっぱり高くなっちゃいそう・・・・。