通勤だけで汗ばむ陽気が続く最近、皆様いかがお過ごしでしょうか?
営業Cは毎日汗をかいています。汗臭いのとオヤジ臭いのとのフュージョンです。
イリュージョンなみに融合しています。そんな営業Cです。
今回もホラーな1コマ。いやぁ、エンジンって本当に不思議ですねぇ。一見何の変哲も無いこのSR20ピストン。もちろん、今まで走っていた中古のピストンです。
普通ですよね。普通。パッと見た感じは。しかし、ある一部を取り除くと!!
あららら。完全に取れちゃいました。でもピストンリングは回るんですよね…。
4G63エンジンはこのタイプの棚落ちがよく発生します。SR20でこうなるのは珍しいと言えば珍しいです。ノッキング??いいえ、全くもってしていなく、ピストントップはキレイなものです。圧縮が低くなっていたので原因を探るべくオーバーホールをしたら、こんなピストンが出てきちゃったそうです。リングとピストンの隙間も正常値ですので、純正の強度不足といったところでしょうか。ハイパワーにするにはリスクを削るわけですから、こうなっても仕方の無い事かもしれません。
シリンダーやヘッドに損傷が無かった事だけでも不幸中の幸いです。
こうなったら鍛造ピストンを思い切って入れちゃいましょう!
最後にピストンの欠片達です。