Inside JUN Machine shop

2009 年 8 月 のアーカイブ

小さい物でも

2009 年 8 月 4 日 火曜日 by 営業C

先日は当社にカブトムシが迷い込んできました。夏を連想させる動物ですよね。

こんな都会でもカブトムシっているんですね。そんな事をしみじみ感じてしまった営業Cです。

ちなみにカブトムシは近くの小学校の木にリリースしました。きっと近所のガキお子様が捕まえて喜ぶことでしょう。カブトムシには可哀想ですが…

そんな事はさておき、車のイメージが先行している当社ですが、そんな事もございません。

今回はこんな物を製作しました。

img_0119リテーナーと言う部品です。バルブスプリングをおさえる役割をしているパーツなんですねぇ。当社でも製品としての設定もあるこの部品。動弁系のジミ~な部品ですが、これが高回転になるとえらい勢いで動いているんですよ。そしてコヤツを軽量する事によってバルブやらカムやらバルブスプリングやらの追従性が向上するっていう魂胆です。

やみくもに軽くすると割れてしまうので、以外に難しいです。

今回は小さな150ccのエンジンに使用する為、ワンオフにて製作しました。

チタンです。Titaniumっすよ。チタンって言うだけでチューニングパーツな響きじゃないですか…。

こんな感じでバイクの部品なんかも作っていますので、是非お問合わせだけじゃなく製作してみて下さい(笑

シリンダーブロック面研その2

2009 年 8 月 3 日 月曜日 by 営業B

こんばんは~営業Bでございまする。

2ヶ月ほど前にシリンダーブロックの面研をご紹介させて頂きましたが、今回は別バージョンでご紹介致したく。。。

今回のお題はこちら

dsc006851

SR20のシリンダーブロックです。

フロントカバー(オイルポンプ)とシリンダーブロックの上面にヘッドガスケットが載るタイプの場合、下の画像の様になっている場合が多い様です。上の画像の向かって左手の合せ面をアップで撮り直してみました。

dsc00687

画像手前がフロントカバー側です。

中央部が合せ面ですが、ちょっと段差が付いているのが分かりますでしょうか?

今回は比較的「当たり」なのが残念ですが(汗)、激しく段差になっているものや、逆にフロントカバー側がプラスになっているケースも過去にはありました。

ここは必ずしも面一である必要はありませんが、オイルの滲みの原因だったりしますし、何よりシリンダーブロック面研を行なった場合にはフロントカバー側がプラス段差になる事はよろしくありません。

そして作業後はこちら

dsc00689

合せ面がアレのためちょっと分かりにくいですね~(汗

従いまして、今回のSR系やL型、2TGなどのシリンダーブロック面研をご注文頂く際はフロントカバーも合せてお預かりさせて頂いている次第でございまする。