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2009 年 11 月 5 日 のアーカイブ

ダイナミックバランスのいろいろ

2009 年 11 月 5 日 木曜日 by 営業B

こんばんは~営業Bでございます。

先日移動中に久しぶりに飲酒検問で止められました。当然呑んではいないワケですが、何故か緊張してしまいました(汗

タイトルのバランス取り、エンジン関連ではクランクシャフト、プーリー等承っていますが、アンバランスの調整方法はそれぞれの部品の形状等によって異なったりします。簡単にですが画像で紹介させて頂きます。

まずはクランクシャフト

DSC00855

上部の地肌の部分が調整箇所です。これは良く見る形かと思います。

お次はプーリー

DSC00856

これはちょっと変わった方法ですが、上記のクランクシャフトの様に肉厚の部分があれば、座繰り穴で対応できるのですが、車種によっては肉厚の稼げない部分に肉抜きを要する場合があり、こういった対応を行なうケースもあります。

続きましてはクラッチ関係

DSC00857

こういった箇所に座繰りを入れる場合もあります。通常はフライホイールでならディスク当たり面の裏、カバーであれば外側部に座繰りを入れるケースが多いのですが、今回の様な方法やカバーが肉薄の場合は上記のプーリーの様な方法での対応もあります。

最後にプロペラシャフト

DSC00858

某純正品ですが、かなりでかいでつ(笑

もしかするとこれが一番目にする事が多いかもしれないですね。ちなみにこちらもユニバーサル部基部の肉厚のある部分に削りを入れることで補正するケースもあります。もっともパイプ部には危険かもですけど(汗

なお秋の工作ネタは無事に音が出ました(^^)v