Inside JUN Machine shop

2010 年 1 月 14 日 のアーカイブ

空を飛ぶための部品

2010 年 1 月 14 日 木曜日 by 営業C

明日から東京オートサロンが始まります。

かなりドタバタな状況です…。

明日は早起きなのでちょっと憂鬱な営業Cですw

今回の物は、かな~~~り長い時間を頂いて製作した物です。

本当、お客様にはお待たせしてしまった事をこの場を借りてお詫びしたいです…。

横の黒い板はA6061-T6というアルミ材から削り出しています。

その後にアルマイト処理を施しています。

まんなかの白い部品を製作するのに時間と労力がかかっています。

これはジュラコンと呼ばれる材料にて製作を行っています。実はこれ…

こんな風に開くんですねぇ。

これで丸い棒にそのまま入るようにします。真直ぐ削っただけだとこんな風に可動もしなければ丸棒にも入りません。

若干可動部分を削ってあるんですねぇ。アップじゃないとその部分は分からないんですがねw

この部品はトライクと呼ばれるタイプの空を飛ぶ為のハングライダーにエンジンが載っかったような飛行機です。

なんとなく想像はできますよね??

航空機なので、アルミの材料は指定が入っていたりと色々と難しい部分があります。アルミ材は国内規格では入手が難しい物があり、アメリカからやってきた物を使用しています。

CADで図面を製作し、NCにて加工。相当お金もかかってます。はい。

そして時間もかかってます(汗