ピストンのリセスを新規に削っています。
バルブの位置、角度、大きさ、深さなど・・・元データーが必要なんですが。
以前も同じネタで書いたような気がしますが、改めて!
純正部品の価格が上がる一方で、優良部品と言われている部品が日本でも一般的になってきています。
エンジン部品も同じ事が言えますが、更に廃盤部品がどんどん増える一方・・。
そんな中、鋳鉄のバルブガイドの引き合いが多いです。純正が無いからって理由もありますが、最近の鋳鉄ガイドも侮れないからです。
性能的にはリン青銅が良いに決まっていますが、耐久性に関しては鋳鉄ガイドを好む方も多いです。確かに高回転なでの割れなどがあるので、一概に言えません。
弊社の鋳鉄ガイドはバルブガイドの専用材料を使っています。
バルブガイドの量産メーカーにお願いして、鋳鉄ガイド専用材を作って頂いています。
つば付きのガイドも作れる様に大きめ、更には1本から2本作れる様に・・・(せこい!)
技術が進む中、自動車メーカーの純正ガイドも日々進化してきました。バルブガイドも例外ではなく、20年前、10年前、5年前からもガイドの材料は着々と進化してきています。
ちなみに鋳鉄ガイドなので、クリアランスは広めに設定します。このクリアランスは純正に準じていますが、このガイドならちょっと狭くても良い気がする・・・(やってないけど・・)
もちろん、トラブルの報告は一切無いです。
良い部品は、組み込み加工において始めて性能を出せる事ができるので、是非!