マニュアルコンプレッションリリーフバルブ取付の為、穴開け加工しました。
加工前
加工後
燃焼室は小さい穴です。始動時の圧力が少し逃げればいいわけですから
営業Dです。愛車のクーラーの効きがめちゃ悪いです・・・・もはや愛車とは言いません!
煮るなり焼くなりしようかと思ってます。(怒)
今回画像はハーレーのクランクケースO/Sボーリングした物です。
シリンダースリーブ外径が大きくなる事により、シリンダーが入るようにO/Sボーリングします。
大きさによりますが、左右分割ケースの締結ボルトまで食い込む物が今回の物です。
つまりネジ山、ボルト部分までかかり、同時に削られてしまいます。
ネジ部が薄くなるというより、無くなる部分もこの通り・・・下記画像
納品後、たまたま短いボルトで(ネジ山のかかりの浅い物)仮締めした為、箇所によってはこのように割れてしまう事もあります。
南無・・・・
画像左斜め上部分です。
薄い部分はネジ山削っておくと良いかもですね・・・
空気が乾燥してますねぇ。咽喉が痛くなります。
雨は嫌いですが、乾燥しているのも嫌いです。でもジメジメしているのはもっとイヤな営業Cでございます。
ボーリングを行う場合、通常オーバーサイズのピストンを使用しますが、その際にどのサイズにするかって悩みますよね。
ええ、自分達も悩みます。キズなどがあるともっと悩みますw
だって、キズの深さまでは計れませんから…
非接触の測定器などを使えば計れるのかも知れませんが…通常の測定器では測れません。
しかし、一般的なボアゲージで元々の状態の真円度などは測定ができます。例えば樽型になっているとか、末広がりになっているとかです。
ちなみに、今回の画像はボーリングとホーニングをした後の物です。
丁度真中にキズが残ってしまっています…。タマゴ型にクリアランスの違う部分が出来てしまいました。
もうワンサイズ上げれば傷も消えるのですが、ここの見極めってかなり難しいんですよ。
本当にワンサイズで消えるのか??って。
オーナーからしたら、大きいピストンにはしたいけど、次にオーバーホールをする時にシリンダー交換になってしまう事も避けたい。相反する部分があるのです。
ピストンは必要最小限に大きくしなくてはいけないのです。
でも一度購入して開けてしまったピストンを返品するわけにはいかない…。かな~~~り難しい問題です。
大きければ当社としては安心なんですけど、掘る量が増えれば工賃もかさみます。
こりゃま難しい。
掘らなきゃわからないってところがあるんです。キズの場合って。
出来るだけ大きいピストンにして欲しいんですよね、自分としては…。
営業Dです、師走に入りましたねぇ、早いもので1年あっという間です。
今年は何km営業で走った事か・・・・考えると怖いです。営業車がNOトラブルで走ってくれるおかげです。
今回はハーレー系のトルクプレートについてです。まずは画像を先にお見せします。
四輪の方面では「ダミーヘッド」と言えば解りやすいかと思います。
ハーレーの場合は、上面と下面にプレートを装着し、挟み込んでトルク締めします。
ヘッド&クランクに組み付けた状態に近づけた状態で、ボーリングホーニングするといった考えは、四輪も同じですね。
シリンダー内径の歪み変化量がショベルとEVO、TCでも違いますので、これが有効かは絶対ではないですが。
また、四輪も同じですが、トルクプレート(ダミーヘッド)装着面の歪みが大きければ、無用な歪みも生じてしまいます。
特にハーレーはヘッドガスケット面、シリンダーヘッド面、シリンダークランクケース面、クランクケース上面と
4箇所が平面である事が必要になってくるという事です。(シビアに言えばですが・・・ね)
トルクプレートをお持ちでいらっしゃるお客様は、上記画像のような状態で加工依頼されます。
我が社でもSHOVEL、EVO系トルクプレートは御座いますので、ご要望あればご相談下さい。
半年間、友人の結婚式の為に髪の毛を伸ばしていました。
余興をやる事になったので年甲斐も無く、リーゼントにする為です。
でもでも、みなさんに何故か大好評でした!そりゃわざわざセットしてもらいましたからw
そして先日、髪の毛を短く切りちょっと寒いような気がする営業Cです。
今回はちょくちょく来るハーレーのコンロッドの写真です。
国産からすると珍しい形をしているかと思います。
ベアリングなんてタマっころが分解できます。そしてオーバーサイズの設定まであります。大端部のレースも入れ替えも可能。
国産とは違い、色々と部品設定があってダメになった部品を交換する事ができます。
オーバーホールを行う人にとっては親切設計??
しかし、部品を組み込む為には測定やら何やらが必要なのでプロ仕様とも言えるかも…
ロッドローラーと呼ばれる玉っころなんて組み込むのが大変なんですよ!ポロポロと落ちちゃうんですから。
なので、落っこちないような巧みの技も存在します。ハーレー屋さんならどこでもやっていることかもしれませんがw
国産のクランク部品とは違い、色々と面白いんですよ、ハーレーって。
いや~、今日の台風は凄かったですねぇ。
雨じゃなくて、首都圏の電車が…。山手線も止まっちゃいましたし!
都心の駅はJRが全て運休してしまった為、身動きできない人でごったがえし。
改札口は振替乗車券と遅延証明をもらう人であふれ…。
電車の中は乗車率が何パーセントか不明なくらいスシヅメ。
久々に電車の中で骨が折れるかと思った営業Cです。
今回はハーレーのPANヘッドのプラグホールです。このヘッドはプラグホール部分に鉄が鋳込まれているタイプです。
鉄がアルミに鋳込まれているプラグホールって珍しいんですよねぇ。年式的な部分もあるとは思うのですが、確かにアルミより鉄の方が硬いのでネジ山がダメになる可能性は少ないとは思うのですが
白くなっているのは現像液と呼ばれるスプレーを吹いたからです。
しかし!!よく見ると、プラグホールの周辺に星型になっている部分がわかりますか??
しかもその星型の部分に赤い何かが見えませんか??
その赤いのは見えちゃうといけないんです…。
ちゃんと塞がっていると出てこないんですから。
出てくるという事は、どこかと繋がっているという事です。
このヘッドはプラグの座面あたりからオイルがにじむという事で当社にチェック依頼がきました。結果は漏れていると言う事です、残念ながら…。
こういう風になってしまうと鋳込みってのも良し悪しがあるんだなと思う瞬間です。
こんばんは、お恥ずかしい諸事情により全身筋肉痛の営業Bでございます。やっぱりクルマいじりは体力ですねぇ(汗
臨床試験中の物をアップするのは少々複雑なところがありますが、これをご覧頂ければと思います。
ショベルヘッドのバルブガイド周辺ですが、画像中央のバルブガイドが臨床試験中の物です。
この年代の車両ではハーレーに限らず、何らかのオーバーホール歴がある場合が多いかと思います。
特に数度のフルオーバーホール歴のある物の場合、すでにオーバーサイズの限界に到達している個体も多くお見受けしてきました。
こういった場合、今まではリン青銅による一品製作のみでの対応でしたが、かねてよりご要望のあった鋳鉄でのオーバーサイズ以上の大きさでのバルブガイド製作を試験的に行なっています。現在数台をこの仕様で出荷しており、問題が無い事を確認した後、正規に加工メニューに追加することとなっています。
材料置換による放熱性向上等よりも耐久性を要する場合等々に選択肢の一つと足りえるかと思います。
確定時には弊社HPにて告知させて頂きますので、よろしくお願いします。