そうそうモノコックボディ単体になる機会はないと思います。
こんな状態の時は、フレームの状況(歪み、錆、損傷、事故歴……等)を確認できます。
このS15は、程度が良く問題無い車体でしたので、これから補強など考えております。
営業Dです。残すところ今年も1週間切りました。
仕事も今週が終われば・・・といった感じで早いものです。
今年1年、田中工業に加工のお仕事いただきましたお客様に、厚く御礼申し上げます。
また、来年も宜しくお願い致します。
では、今回は補強後仕上がり画像です。(組み付けは別にしまして)
個人的には、この段階が好きであったりします。何も付いていない綺麗なモノコックボディはカッコいいものです。
塗装状態ですが、下地も大事で、アンダーコート剥がした所は傷や跡など削り込み、熔接後の焼けた部分の研磨や、塗膜ハガレの段差取り、等々・・・・塗装しても隠せない所の処理があります。
また塗膜が密着するように、全箇所の足付け(下地作り)も必要です。その後、細かな鉄粉の掃除(除去)を行います。
エアブローしながら何度も何度も行います。これが面倒なのですがね。
脱脂後、車内に浸水しないようにシーリング処理(最低限)行いますが、今回はパネルボンド等も併用して行いました。
ルーフとリアフェンダーはマスキングをして塗装行程へと移行していきます。ざっとですがこんな感じです。
クリアー塗装する前段階の撮影だったので、この後艶が・・・・!
田中工業の年内営業は、12/29(火)までですが、火曜日は、ほぼ掃除となりますね。
こんにちは、営業Dです。
風邪ひきそうな寒さです。うちの子も風邪ひいちゃってます。
今回も前回の続きで補強の進行状況などお見せします。
下まわりでは、塗装面がグレーなので解りやすいですね。
ロールゲージ部分もこんな感じですが、前回無かったサイドクロスバーが出来ています。
Aピラー下部のボックスは、ピラー止めの受け兼用で制作でした。ダッシュパネルの切った部分の見栄えにも貢献出来るかなとも思っております。
フロアー接合部はボックス形状にもなっております。フロアトンネルも接合して左右つないでいます。
現状は熔接焼けしていますが、塗装前に研磨、下処理します。
車種はそろそろ言っておきましょう。スカイラインGT-R(BNR34)です。
次回は塗装されていればと思いますが・・・・・そうそううまくはいかないでしょうね。
営業Dです。もう今年も残すところ20日少々になろうとしていますね。
あ~、年末という気になりません。年の瀬のあわただしさ・・・・どこへ行ってしまったのか。
車窓からは、変わらぬ平穏な街中が通り過ぎていきます。
ボディ補強と簡単に言っても、「ピンキリ」です。補強バー1本装着する事から、フルスポット増し熔接なんてものまで。
各種たくさんあり、車種、補強の組み合わせと範囲により作業もさまざまです。
今回画像はこれから補強していこうというボディです。
「ドンガラ」という表現で・・・・ホワイトボディ状態とも言いますが。ここにするまでも一苦労なのです。
また経年劣化しているパーツなどもあり、この機会に交換お薦めする物も発覚しますね。
モノコックフレームには各パーツが装着されており、補強する範囲で、作業上邪魔なパーツをはずすと
こうなってしまったというだけなのです。(つまり、全箇所補強するという事になるのかな)
これは・・・・もしやフル補強ではないかと思うのは正解です・・・・これからどうなっていくかは、
(その2)~にお話ししとうございます。
車種?・・・・・何だっけ??