Inside JUN Machine shop

‘ボーリング’ タグのついている投稿

MIDライナーキットが熱い!

2011 年 8 月 24 日 水曜日 by 営業A

最近特に熱いのがダートン製のMIDライナーキットの要望です。

弊社では、ダートン社と技術協力をしており、日本国内ではお勧め工場として紹介されております。

それだけにハードライナーからウエットライナー、そしてMIDライナーまでの取付加工ノウハウはかなり蓄えております。

今の時代、特に日本車などは量産&コスト削減でシリンダーへの耐久性が極端に無くなって来ています。そんな中、一時はもうライナーなんて使わないって思った時もありましたが、今、改めて見直されています。

シリンダーの強度アップ、耐久性を望む方向性に、このMIDライナーは間違いは有りません。

VQ35シリンダーブロック

2011 年 6 月 7 日 火曜日 by 営業A

以前に比べると・・・。

VQ35ですが、前はNAって事もあり、ホンダのC30A同様、エンジンを開けてまで手を入れるってお客様が少なかったですが、最近は何だか多くなって来ている気がしますよ~。

ちゃんと作るとたまらなく面白いらしいです。

そんな時、ブロックの補強メニューでピン打ち加工がございます。

オープンデッキなシリンダーなだけに、変化量を抑える効果的な加工ですので、興味のある方は是非!

H22Aミッドライナーキット

2010 年 9 月 1 日 水曜日 by 営業A

最近ライナーがとっても多くなっており、中でもダートン社製のミッドライナーを要望されるお客様が増えて参りました。

シリンダーのメッキや溶射などで加工がしづらい事と、オープンデッキで耐久性に不安がある事が上げられます。

そんな時は従来の乾式ライナーも選択肢で御座いますが、こちらも多くの実績を持っているダートン社製のミッドライナーもお勧めのライナーです。

既にVQエンジンはもとより、4B11等も行っており、その後の評価も高いです。ちょっと加工工賃が高めですが、十分価値があるかと思います。

こちらは加工が終了した出来たてホヤホヤのH22Aブロックです。BB6以降のH22Aなのでメッキシリンダーとなっており、ライナーを入れるならって事でミッドライナー仕様としました。

VR38のミッドライナー仕様も良いみたいですので、気になる方は是非是非ご検討下さい。

VR38のシリンダープラズマ溶射

2010 年 7 月 28 日 水曜日 by 営業A

いつもの弊社のVR38(4.0L)ショートブロックですが、実は違うんです。

VR38DETTはご存じの通り、純正のシリンダーボアはプラズマ溶射が施されております。メッキと言えるのかどうかは解りませんが、とにかく解らない事だらけ。

弊社は戦後からずーーっとボーリング屋さんだったので、とにかくバイクのメッキから始まり、近年変わりつシリンダーのボーリングとにかく敏感で更には頭を悩ませています。

そんな中、日産VR38は遂にプラズマ溶射のシリンダーを出してきて、更にはVR38の開発を進めていくとの方針なので、このハードルを越えなければって事で、てっとり早くライナー仕様は出来ましたが、ちゃんと進めております。プラズマ溶射!

この試作のシリンダーですが、後から同等のプラズマ溶射を施したシリンダーになります。最初という事で一応ライナーを入れてから処理しました。今後はライナー無し仕様などで進めて行く予定です。

VR38DETTのダミーヘッド!

2010 年 7 月 15 日 木曜日 by 営業A

最近、VR38ネタばっかりですが、納期が差し迫っているので、身近なネタというとどうしてもVR38よりになっちゃう。

さすがにここまで来るとこのブロックも見慣れてきていますが、少なくとも加工実績では近いうちにVQを抜いてしまうでしょう・・・。

既にボーリングは終了して、これからホーニングとなります。暑くて湿度が高いから温度管理がとっても大変だそうです。

巣穴ですね!

2010 年 4 月 19 日 月曜日 by 営業D

営業Dです。雪のふる4月、季節感ないですね。

シリンダーのボーリング後の巣穴です。こればっかりは、素性の問題で、運不運もあるでしょう。

また、大きさや場所により判断は分かれます。こうなった段階では、このシリンダーどうするかは、お客様の判断にゆだねるといった所ですね。

オイル穴や水穴と繋がると、また問題あるのですが。

画像の巣穴は深いので、ワンサイズO/Sピストンに替えても無理そうです。

B18CタイプR O/H済みエンジン売却!

2009 年 11 月 30 日 月曜日 by 営業A

JUNオートメカニックに眠っていたB18CタイプRエンジンをオーバーホールして「¥380,000(税抜)」にて販売する事になりました~。

 

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内容は、0.25mmオーバーサイズピストン、メタル交換済み、バルブガイド交換、バルブシートカット、ヘッド面件など・・・。エンジンオーバーホール後、約1万キロ使用した後に、当社で分解、点検、洗浄、再組み付けしてあります。ガスケットなどの消耗品は新品に交換済みです。

エンジン単体での販売です。インテークマニホールド、エキゾーストマニホールドなどは付属しません。

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全国各地へ発送致します。送料についてはお問い合わせ下さい。別途お見積もり致します。

また、当社での載せ替えをご希望の方にはさらに特価でのご提供をさせて頂きます。詳しくはお問い合わせ下さい。

お問い合わせはこちらまで。

シリンダーホーニングその3もしくはシリンダーのサビその2

2009 年 11 月 14 日 土曜日 by 営業B

こんばんは~営業Bでございます。タイトルが長くてすみませんw

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題名の通り、ホーニング後にサビが残ってしまった例です。お話を伺うと長期保管でピストンリングが止まっていた位置で腐食が生じてしまっていた様です。

現車はSTDサイズのピストンが入ってましたので、通常はかん合の範囲内で大きめのピストンを選択し、ホーニングの取り代を多めに想定して作業したわけですが、残念ながら取りきれませんでした。

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最初の画像はTDC位置でしたが、上の画像はシリンダー中央部にうっすらとサビが残っています。

そっとしておくのも一つの手ですが(笑)今回は完全O/Hをしたいとのご希望でしたので、オーバーサイズでのボーリングへ変更となりました。

いつものことで作業前の画像はなしですが(取り忘れまつた)作業前の状態は決して悪いものではありませんでした。

サビというヤツは深く深く食い込んでいきますので、不景気等の諸事情で不動状態にしてしまっている皆様方(私もその一人ですw)十分にご注意されますよう、お願い致しますm(_ _)m

ボーリング加工

2009 年 8 月 25 日 火曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。

表題のボーリング加工というと、ここにおいでの皆さまはほとんどオーバーサイズピストンを入れるためのシリンダーボーリングを連想されるかと思いますが、こんなところにもボーリング加工を行なったりもします。

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あら、大事なところにピントが合っていませんが、画像中央部の穴が加工後の仕上がりです。

もうちょっと引いてみると

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いわゆるブリーザーホールです。。。。ちなみに画像上部の見切れかかっている部分も承っています。

他にもいろいろ「掘った」ことがありますので、詳しくはお問合せ頂ければ幸いです。他についてはまたの機会にご紹介させて頂きたいと思っております。

なお車種は秘密です(汗

シリンダーホーニング

2009 年 6 月 27 日 土曜日 by 営業B

いやー、今日は暑かったですねぇ。何やら今年の関東の梅雨は例年とは違う気がします。

変な天気が続くと年齢的に体力的に厳しい営業Bです(汗

前回のエントリーでシリンダー壁面ネタをご紹介しましたが、同じネタでも今度はクロスハッチの違いを取り上げてみようと思います。

このブログ辺りをご覧頂いている方であれば、ホーニングの目という単語を聞いたことがあるかもしれません。正確な記述は営業Cさんに任せるとして(汗)、要はクロスハッチの細かさを指します。当社では粗目・普通目・細目の3種からお選び頂く形を採っています。

通常のオーバーホールの内容であれば、普通目をお勧めしていますが、今回細目でのご依頼があり、それが仕上がりましたのでご紹介させて頂こうと思った次第です。

まずは普通目。前回上げた画像の流用です(^^;

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続きましては細目仕上げ。

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前回とはエンジン型式が異なるため、厳密には比較とはなり得ないかもしれませんがご参考になればと。。。

目の粗さとオイル保持性とはトレードオフがあり、絶対的にどちらが良い悪いといった性質のものではありません。用途等でもお勧めが変わったりもしますので、もしご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お気軽に当社までお問合せ下さい。