Inside JUN Machine shop

‘ワンオフ’ タグのついている投稿

バルブガイドいろいろ

2009 年 12 月 1 日 火曜日 by 営業B

こんばんは、営業Bでございます。

当社でバルブガイドを製作させて頂く場合は基本的にリン青銅をデフォルトとしていましたが、先日ご案内した通り鋳鉄での製作も始めています。

今回はアルミ青銅(ABB)での製作をご注文頂きました。

DSC00902

対していつものリン青銅は

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こんな感じです。

形状の違いは車種違いによるものですが、こうしてみると結構色味が違いますねぇ。。

ちなみに素材として何が良いかどうかという点については、今のところ絶対的な答えはないと思いますのでヘッドの仕様や求める性能によって選択していくべきものかと、、、個人的には思ったりしてます。

※「秋の工作」は給料が出ましたのでようやく電源トランスの発注ができまつたw

ただいまテスト中でつ

2009 年 9 月 26 日 土曜日 by 営業B

こんばんは、お恥ずかしい諸事情により全身筋肉痛の営業Bでございます。やっぱりクルマいじりは体力ですねぇ(汗

臨床試験中の物をアップするのは少々複雑なところがありますが、これをご覧頂ければと思います。

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ショベルヘッドのバルブガイド周辺ですが、画像中央のバルブガイドが臨床試験中の物です。

この年代の車両ではハーレーに限らず、何らかのオーバーホール歴がある場合が多いかと思います。

特に数度のフルオーバーホール歴のある物の場合、すでにオーバーサイズの限界に到達している個体も多くお見受けしてきました。

こういった場合、今まではリン青銅による一品製作のみでの対応でしたが、かねてよりご要望のあった鋳鉄でのオーバーサイズ以上の大きさでのバルブガイド製作を試験的に行なっています。現在数台をこの仕様で出荷しており、問題が無い事を確認した後、正規に加工メニューに追加することとなっています。

材料置換による放熱性向上等よりも耐久性を要する場合等々に選択肢の一つと足りえるかと思います。

確定時には弊社HPにて告知させて頂きますので、よろしくお願いします。

2JZのサージタンク

2009 年 9 月 17 日 木曜日 by 営業A

前回はもののみごとに1回すっ飛ばしてしまい申し訳ありませんでした。

そんで、何事も無かったかのように更新します。

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弊社の一つの特徴である部品の2JZ用のサージタンクです。

鋳物にして、見た目は落ちるけどもっと安価に作れば良いのにと言われ続け約20年・・・・。未だにハンドメイドで1個づつ丹誠こめて、まさしく丹誠こめて手作りしております。

だけど、1個づつ丁寧に作られただけの事はあって、トラブルも無く、ずーーっと使い続けていらっしゃるかた多くいらっしゃり、時々見かける弊社のサージタンクを見ると、長く使って頂き有り難う!って思います。

そんなサージタンクですが、現在CZ4A!エボ10用をせっせと採寸して製作しております。

しかし、今までに無い苦労を強いられるみたいで、思うようにはいきません。

その内ご紹介出来る時が来るでしょう。頑張れ~。

鋳鉄バルブガイドのラインナップ

2009 年 8 月 6 日 木曜日 by 営業A

関東においては連日夏の暑さというより湿度が凄いですね~。

更には蝉がガンガンに鳴いていて、夏を感じまくっております。

そんな中、又してもガンダムネタですが、今月21日~23日は東京ビックサイトでガンダムエキスポが開催されます。行きたいな~と思いつつ、多分行けない・・・・(涙)

 

そして本題!!

かねてから要望の多かった鋳鉄のバルブガイドを遂にラインナップする予定です。材質は純正と全く一緒で寸法も合わせてあります。近年純正のバルブガイドが高くて高くて、RB26に至っては1本\1,900-、SR20\1,570-、3S\1,490-でございます。

これは高いだろ!って思って作りました。

 

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お客様においては、リン青銅よりも鋳鉄が良いんだって方も沢山いらっしゃいます。もちろん、今までもお客様から言われれば、当然鋳鉄での製作も行っておりましたが、よりお求めやすく、商品設定をした次第です。

種類は順次拡充していきますので、宜しくお願いします。

フェラーリ360モデナ V8ピストン製作

2009 年 6 月 22 日 月曜日 by 営業A

いかんいかん、気が付くとブログの更新を忘れてしまった。

今度から気をつけます。

 

そんな今回のピックアップアイテムはこれ!

フェラーリ360モデナのV8エンジンのピストンでございます。

現在、エンジンの中身のほとんどで製作している真っ最中で、そんな中いち早くピストンが出来上がって来たのでご紹介致します。

piston-ferrari

デザインや設計は、もちろん弊社で行っており、製作は今回はUKにて行っております。

ピストン製作会社は国内はもとより、世界に数多く有ります。弊社もピストン製作会社とは6社ほど取り引きあり、それぞれに特徴があり、鍛造材や型やコストにより様々です。

その辺を踏まえ今回はUKの某有名メーカーさんに製作を依頼しました。解る人には解っちゃう(笑)

 

現在、ピストンへの需要が非常に高く、絶版ピストンなどの製作依頼が多いです。以前は確かに高価でワンオフピストンの製作などは厳しかったですが、最近は以前に比べると半値(当社比)位、もしくわそれ以下で製作出来る時代になって来ました。更に加えて、この円高!

ピストンを作りたい!ピストンさえあれば!そんな時は是非!

アルミ蓋制作

2009 年 6 月 19 日 金曜日 by 営業D

いかがお過ごしでしょうか、営業Dです。

まだ梅雨明けとはいかないですが、はっきりしない天気の日々ですね。

今日は一品製作物が出来上がったので、画像撮ってみました。

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画像からは大きさ判断つかないと思いますが、高さ6.5mm、直径19mmという小さなものです。

バイクのキャブレターに使用する蓋です。アルミ削りだし、Oリング付きです。外れて無くなってしまい部品も出ないようです。

お客様に細かく寸法指示をいただいて製作しました。

TOP部にネジ穴がありますが、コレは抜く時に使うようです。(なんともすばらしい発想)

こんな小さな物でも一品物はしびれます。