ハーレーのロッカーシャフトをDLC(Diamond Like Carbon)処理してみた。
お客様の希望なのですが、炭素系皮膜で表面コーティングされたモノです。
耐摩耗性向上、潤滑の助けになればと思います。
なんだか温かくなってきた気がしませんか?
春めいた陽気のような…。
会社ではいつも半袖の営業Cです。多分、色々な方から頭がおかしいんじゃないかって思われている気がします。
そして今回は、毎度お馴染のシグナスの肉丸(290)さん。
フロントフォークのインナーチューブです。
よくお気づきで。そうです。ただの加工を行っただけじゃ書きませんよ。ええ。
加工を行った内容としては、短縮&ネジ切り直し、そしてDLC!!
またしてもDLCです。
黒光りしています。あこがれますよねぇ。チタンの黒じゃなくDLCってトコが。
ネジを切り足した部分は…
そして、インプレッションのお話しです!!
動きが良くなり、スプリングを硬くしたのにソレがあまり感じられない。との事。
要は足を硬くしたのにちゃんと動く足回りになったって事です。
リアサスにもやりたくなったと言っておりました。
正直、「お勧め」だそうです。
しかし!!当社では表面硬度などの問題でまだ実験段階です。チッピングに耐えられない可能性もあるからです。
何度も言いますが、実験段階です。
でも僕は試したくなりました…。
よく動くって事はオフ車には最適かもしれませんね。ブーツを履かせればチッピングの問題も解決しますし…。
年が明けたと思ったら、今週はもう月末ですね。
本当、時間の流れって歳を重ねる度に早くなっている気がする営業Cです。
今回はタイトルにも付けてみました。オーナーのハンドルネーム。
そりゃもう、このブログの登場回数も多い事ですしw
快心の一発です。
ピストンに表面処理が施されています。え??いつもと変わらない??
いえいえ、今回のピストンは何とDLC処理です。無論ピストンピンやピストンリング、シリンダーまでも処理します。
シリンダーはこのピストンを基準にボーリングを行ない、その後DLC処理を行います。
でも何がすごいかって?そりゃ、アルミにDLCをかけてるってトコロです!!
今まででは出来なかったんです。鉄にしか。
それが可能になったんです。でもまだ試験段階ではありますが…。
そして、この処理を行うが為に新品のピストンのスカート部分を鏡面仕上にしています。
そうしないとDLCが載りずらいからです。
新品をペーパーで慣らし、ポリッシング。肉丸さん、お疲れ様でした。
当社の第一号です。でも何度も言います。実験段階です。普通の人にはまだお勧めできません。
って、肉丸さんが普通じゃない人みたいじゃないかっっ…(汗
いつの間にやら年が明けてしまいましたねぇ。
年末はとある場所で除夜の鐘を見に行く営業Cです。
あくまでも見に行く。叩いた事は1度も無い。だってえらい行列なんですもん。
かれこれ小学生の頃から行ってます。
当社の業界的に言うと「オートサロンの金曜日」みたいな感じですかね。
挨拶に行くと言うか、人に会う為にいくような。そんな感じです。
でも今年は初めてお賽銭を投入しました!!しかも100円!!大奮発ですw
昨年末にお預かりして今年に仕上がったこのロッカーアームとロッカーシャフト&プーリーシャフト
ロッカーアームはカムシャフトの当たり面に処理が施されております。
普通の色よりちょっと黒っぽいのがおわかりでしょうか??
ん~、やはり写真だとわかりにくい…。実物を見るとはっきりとわかるのですが…。
黒光りしています。ヨードランかと思うくらい光ってます。
以前にDLCを施したカムと組み合わせます。ん~、期待できそぅ!
そしてこの部品のオーナーは、毎度おなじみの肉丸さん(爆
ブログを読んでいただいてますが、もっと他の苦労した加工内容や苦労して作り上げたクランクやらシリンダーやらも紹介してくれないとタダの表面処理好きな人に思われるじゃないですかって言われちゃいました。
なのでこちらとしても、そろそろ大会に出場して表彰台に登って陽の当たる場所に出て欲しいと懇願してしまいましたw
とはいえ、シグナス乗りの方からしたら有名な存在だと思いますよ。
よく無事でしたねぇっていうセリフを何度も言ってしまうほど危険な目にあってますし…。
消えない傷も多々あるものの、ちゃんと生きているんですからっっ!!
本当、色々な意味でスゴイお方です。
いやはや、今日は久しぶりの雨ですねぇ。
この時期の雨はツライです。何がツライって、電車の中が蒸し風呂になるからです。
エアコンは止めてあるし、雨で湿度が高いうえに満員電車。
余分三兄弟くらいの組み合わせ。何故そんな電車に涼しい顔をして乗っていられるのかが不思議に思える営業Cです。
もちろん自分は汗ダラダラです。シャツまでヌレヌレです(泣
今日は当社では毎度お馴染の肉丸さんのエンジン。何度もシリンダーにスリーブを入れて数台の予備エンジンを所有している方です。
壊しているワケではありませんが、アフターメーカーの販売している限界以上の排気量を求め耐久性を若干落としているが為、予備エンジンの製作に余念がありませんw
スリーブ入れのボーリング・ホーニング、そしてプラトーホーニング、その後にWPC+DLC処理!!
耐久性を向上させる為の今回の仕様。
DLC処理とはダイヤモンドライクカーボン処理の事で、ダイヤモンドライクコーティングなどとも言われております。
WEBで検索をかければすぐにヒットして、自動車メーカーさんやら機械メーカーさんなどの技術資料まで出てきちゃいます。
本来であれば、ドライ状況で使用をする事を前提に研究が進められていたコーティング技術ですが、それがウエットでも性能が向上するのが確認されて車部品などに広く処理されることになりました。
普通のシリンダー内壁より黒く光っているのがわかりますか??
ん~~、なかなかお伝えしづらいですねぇ。難しい…。
現在は単気筒のみシリンダー内壁に処理を行う事が可能です。
今回のエンジンで寿命が延びる事を期待していますが、まだ組み付けていないそぅなので結果がわかるのはもう少し先になりそうです…(汗