先日のオートサロンでも公開しておりましたが、VR38の4.0Lカスタムキット発売に伴い、シリンダーライナーを組み込み済みのショートブロックも完成しております。
ライナーは長年培われた乾式ライナーとなってり、実績から考えて一番間違い無い方法を選択しました。
価格は定価がまだはっきりしておりませんが、気になる方はお問い合わせ下さい。
大盛況で終わった東京オートサロン2010。
弊社ブースには沢山のお客様に来て頂き、まことに有り難う御座いました。3箇所に点在しての出展で、お客様の中にはあっちこっちに廻ってもらって申し訳ありませんでした。
RB26、エボⅩ、インプレッサGRB、エムセブンブースのGT-Rとそれぞれにお気遣いして頂き、お声掛けをして頂き、スタッフ一同深く感謝致します。
更には今回出展にあたり、三栄書房様を始め、同ブース内の皆様、関係各所の皆様にも深く感謝致します。
これからも皆様のお力になるべく全力で取り組んでいく所存ですので、これからも宜しくお願い致します。
【GT-Rカムシャフト補足】
エムセブンブースにはR35GT-Rを展示して、エンジンパーツを一部展示させて頂きました。この白のGT-Rは既に、先日発売した、TYPE-ZEROカムシャフトが組み込まれております。
ブーストアップでは585psを出していた車両で、600psを越えるのは困難と言われていましたが、このカムシャフトで、いとも簡単に615psまでもっていきました。ざっと30psアップです。
もちろん、カムのみのボルトオンカムとなっており、セッティングも不要としております。
価格も今後のカムシャフトシリーズの価格を睨んだ安価な設定と致しましたので、日産V6カムシャフトを知り尽くした性能を是非!
R35GT-Rのカムシャフトが完成しました。
いわゆるそのまま組んでセッティング無し(この言い方は適当じゃないかな・・)のボルトオンカムシャフトです。バルブスプリングの交換も無し、シム調も無し、バルタイを変更しなくても良い仕様です。
驚いたのは、結構パワー出ます。シャシダイで計測すると、30~45ps位アップし、ノーマルエンジンのブースト1.3k仕様と同じ位です。
もちろん、セッティングして、バルタイ変更すれば、中間もアップして、更なるパワーアップも望めます。
しかし、カム交換・・・、車上では出来なくて、エンジン降ろさないと出来ない・・・。
価格もTYPE-ZEROって事で安価に設定しました。ブーストアップ仕様でプラスαを狙うなら是非お薦めです。
先日、ゴリゴリ掘りまくった、VR38ブロックですが、ライナーも完成して、組み込む事が出来ました~♪
何だかある意味楽だったかも・・・。V6って事が面倒な位で、後はそんなに苦労した点などはありませんでした~。今、ダミーヘッドも作っているので、明日仕上げられれば良いな~。
クランクも仕上げの熱処理が終わり初回ロットが完成となります。既に全ての行き先は決まっているので、次のクランクをやっきになって製作しています。
カムも作らなきゃ・・・、素材がきてから1年位経っている気がします・・・。
最初来た時はセッティングも出来ない車のカム作ってどうするんだ~って思っていたけど、今では「まだでしょうか?」と言われまくっています。こっちも早くしないと・・・。
遂にうちにもR35GT-Rがやってきました。
有り難い事に、M7様が車両を提供して下さいました。
これからの長きに渡り、JUNのデモカーとして、色々な部品の開発を行って参ります。
そんな訳で手始めにマフラー交換して、ブーストコントローラー付けて、触媒などをテストして、ブーストアップでECUセッティングしてみると、あっという間に600ps・・・・。ホント凄いです。
これからエアクリーナーの開発や、既に素材もあったりするカムシャフトの開発も行って行きます。
来年のオートサロンでは、M7ブースに展示予定です。この白のままです(笑)
同じくM7ブースには、完成した「カスタムキット VR38 4.0Lキット」の展示や「ハイリフトカムシャフト」の展示も予定しております。
セッティング環境が整って、ようやくR35GT-Rの先が見えてきました。ワクワクするのは自分だけではありません。